話を盛る人に隠された心理|なぜ癖になる?見破る方法とその特徴15個

虚栄心が強い

虚栄心とは見栄を張ることですが、虚栄心が強い人は自分を正当化するためにも、「周りも同じく話を盛っている」と都合よく思い込んでいるので、嘘をついたり自分を大きく見せることが悪いことだとの認識が薄いです。

このタイプは自分と他人を比べることで、「自分の〇〇な部分が優れている」と自己分析するわけですが、そのための方法の1つが話を盛ることであって、話を盛ることは自分を高く評価できる好材料なわけですから、癖のように大げさに話すことが多くなります。

一方で、自分は見栄っ張りであることに気づいていることから、自分に対しての危機感をきちんと持てているのも特徴的で、話を盛っていることがバレてはいけないとの認識を持つこのタイプは、話の食い違いが少ないと言えるでしょう。

つまり、最も話を盛っていることがバレにくい人物であって、嘘をつくことや話を盛ることにも罪悪感を感じているので、虚言癖のように話が成り立たないことを恐れない、強心臓の持ち主とは違います。

 

SNSで作り話を演じる

時代は大きく変わり、話を盛るための方法としてSNSが使われることも珍しくありません。

SNSでの特徴は大きく2つに分かれていて、顔を隠した投稿できるツイッターでは、匿名性が高くなることで話を盛ってしまう投稿が相次ぎ、それでも注目されない場合は嘘松と言われる、嘘を作り上げたツイートをすることで、多くの人から注目を浴びようとします。

もう1つは、インスタなどの匿名性が低いSNSであり、こちらは顔出しの確率が高いこともあってか、嘘松のような一から作り話をする人は少ない傾向にあるものの、話を盛ることで自分を大きく見せようとする人が多いです。

分かりやすい例が、「毎日忙しくて充実!」と忙しいアピールをすることや、「二時間しか寝てないから眠い。」と寝てないアピールすることであって、こうした投稿の多くが話を盛っている状態であって、本当は暇であったりたっぷり寝ている人ほど、こうした過剰なアピールをすることは言うまでもありません。

 

プライドが高い

プライドが高い人は何かと負けず嫌いで、勝ち負けに非常にこだわる性格であることが特徴的ですが、小さなことでも勝ち負けにこだわり続けるこのタイプは、話を盛ることで自分が優位に立ち、存在が上であることを証明しようとします。

一番の特徴は、他人を笑かすことはできるけれども、他人に笑われることは大っ嫌いなことであって、仕事や恋愛、勉強においても負けることで笑われると察したプライドが高い人は、話を盛ることでその場を回避しようとします。

さらに柔軟な対応が難しく、型にはまった考えをしがちなプライドが高い人は、自分の考えを通すためにもあえて話を盛ることで、周りを納得させようとすることもあるため、厄介者として扱われることも。

常にこだわりを持って生きたいこのタイプは、日常生活においては話を盛るような癖がつきにくい性格ですが、勝ちにこだわりが強すぎるが故に話を盛り、負けず嫌いだと主張される人物です。

 

一番じゃないと気が済まない

自己愛が強い人の特徴でもありますが、常に自分が話題の中心上の人物であったり、一番に特別扱いされる存在であったり、一番に評価されないと気が済まないこのタイプは、わがままな性格と評価されます。

そのための方法が話を盛ることなわけですが、一番じゃないと気が済まない性格は厄介な一面も見られ、自分が話題の中心にいないことが嫌でキレてしまったり、他人を褒めれることが嫌でキレてしまうなど、周りを困らせてしまうのも特徴的です。

他にも、いつも王様気分で道を歩いていたり、自分と似たようなタイプに強い敵対心を持つ、自意識過剰で自分の真似をしていると思い込むなど、何かと痛い言動が見られやすいこのタイプは、周りが離れていく人物です。

故に、話を盛ることで第一印象では高く評価されるものの、その評価がどんどんと落ちていくことは、このタイプを見分ける方法の1つとなることでしょう。

 

認めさせようと必死である

自分の実力を認めさせようと必死に話を盛る人は、日常的に自分を大きく見せることが癖づいていて、見栄を張ったり嘘をついたりと、認めてもらうためには手段を選びません。

それ以外で例えると、他人を陥れることで相対的に自分の評価を上げようとすることや、権力者の名前を使って自分の評価も上げようとするなど、使えるものは何でも自分の評価のために利用するのが特徴的です。

逆を言えば、周りの評価に敏感で視線や言動を気にする臆病な性格だとも考えられ、周りが自分にどういう感情思っているのか?を気にするこのタイプは、ガラスのハートを持つ人物でもあります。

自分が認められることで安心感は得られるものの、少しの言動で敏感に反応する弱い一面を持つので、扱い方が難しいのもこのタイプには多いと言えます。

 

話を盛るメリットデメリット


メリット

話を盛る一番のメリットは、「第一印象が高く見られやすい」ことであって、話を盛ることで自分が有能であることをアピールできることは、相手によっては大きく評価を上げることに繋がり、尊敬されることも少なくありません。

恋愛やビジネスの場では、特に第一印象でライバルと大きな差をつけることも可能なので、話を盛る術を上手く活用することができれば、自分の利益に大きく繋がることになりかねません。

そしてもう1つ忘れてはいけないことは、「注目される存在になれる」ことであって、普段から仲間の輪に入りたいとか中心的人物でいたいとの欲求は、話を盛ることで解消することができます。

男性でよく見られるのは、見た目は地味だけど「俺は多くの女を抱いてきた」と話を盛ることで、多くの男性陣が興味本位にたくさん質問をしてくることで、注目の的となれる存在へと変わってしまうことです。

 

デメリット

デメリットでまず考えられるのは、「嘘つき」とか「見栄っ張り」などの噂や陰口の対象となることで、話を盛ることは注目を集める一方で、多くの人を不快にさせる言葉です。

話を盛ることで第一印象が高く見られるということは、異性にちやほやされたりモテることにも繋がるわけですが、これを見た周りは嫉妬することで陰口を言いふらし、その事実が本人に伝わってしまうことも想定内の出来事です。

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