自分の考えに自信あり
自分の考えこそが正しく相手の考えは間違えだと思うことは、何をしても相手を否定してしまうことに繋がります。特に若者=ダメといった思い込みがある場合は、若者が優れていても否定的になるはずです。
「最近の若者は」と決めつけるのも、自分の考えに自信があるからこそであって、自分の意見が絶対正しく間違いを疑わないからこそ、どれだけ反発されても意見を曲げようとはしません。
また自信があるからこそ説教じみが話になり、自分と同じように考え行動すれば絶対に正しいとの思いから、部下に説教をするのかもしれません。こちらの場合は、完全にありがた迷惑と言えます。
後もう1つ、あまりにも自分の考えに自信を持ちすぎることは、プライドが高く自己愛が強い証拠でもありますから、このタイプは冗談が通じず厄介な一面を持っていることも珍しくありません。
怒りっぽい
なぜ怒りっぽいのか?を考えてみると、自分の考えに自信があるからです。自分の考えこそ絶対=高いプライドを持つ老害は、自分の意見が否定されると怒ります。
これが部下であった場合、「自分のような優れた人物には向かうのか!」と言わんばかりの態度で、説教を食らうことも。これは今の時代完全にパワハラとなりますが、今でも老害によるパワハラは後を絶ちません。
「最近の若者は」と愚痴っているようなシーンを思い浮かべても、こうした人ほど不機嫌そうな顔つきであることが想像できるはずですし、少しでも気に食わなければ粗探しを始めることも。
さらにこのタイプが話がくどい人物であった場合は最悪であって、「最近の若者は」と愚痴っぽい話を長々と聞かされたり、何度も同じ話を聞かされるなどの被害に遭った人も、世の中には多いことでしょう。
話を聞こうとしない
「最近の若者は」と決めつける人は一方的に自分の正義を主張するので、相手の話を耳にしようなんて思うことはありません。自分の正義を一方的に伝えることで、その場を支配しようとします。
これは説教が好きな人の特徴でもあって、説教というのはそもそも一方的に自分の正義を押し付けることで、相手の正義は完全無視です。そして最終的には、自分だけがスッキリとして会話が終わってしまうわけですね。
他にも話を聞こうとしない人は、自分よりも影響力を持つ人物が「それは違うよ」と否定したとしても、「そうかなぁ?」と自分の意見を曲げないので、何かと嫌われがちです。
また話の途中で自分の意見を口にし出すなど、話を聞いて欲しいだけの相手に対してもアドバイスをしがちなので、こんな人に「若者は素晴らしい」と伝えたところで、認めてもらえるわけがないのです。
固定概念が強い
経験と強い執念を持つ年寄りほど固定概念が強く、多面的に考えることができません。だからこそ偏った考えしかできず、自分より優れた若者が世界中に溢れていることを見ようともしません。
簡単に言えば、若者のイメージを先入観で全て決めつけてしまっているので、テレビといったメディアの情報を全て鵜呑みにした結果、「最近の若者」の勝手なイメージが出来上がっています。
その証拠に、「最近の若者は」と口にする老害ほど実は若者との接点が少なかったり、数人の若者しか知らないといった環境で生きているはずです。逆に視野が広い経営者などは、たくさんの若者に触れているので「最近の若者は」と決めつけません。
典型的な例は、大企業=安定だという固定概念であって、今の時代は大企業でもリストラがたくさん行われているため、安定なんて容易に決めつけることは時代遅れの思考なのです。
融通がきかない
「最近の若者は」と決めつける人ほど融通がきかなく、こちらとしては笑い話で冗談のつもりであっても、本気で受け止めることで怒ってしまうなど、その場の空気を凍らせてしまうことも特徴的です。
こうした人はマニュアル第一でありますから、教えられたことやマニュアルに載っていることに全て従い、それ以外のやり方は邪道だとの考えを示します。つまり仕事が遅くできない人なのです。
他にも真面目すぎるため完璧主義になりやすく、他人の仕事に対してケチをつけたり小さなミスが許せないことも。これも老害と呼ばれる人に間違いなく、仕事効率をグッと下げてしまう原因です。
真面目すぎることは自分だけに当てはめればいいものの、相手にも同じようなことを求めたり指摘することで、人間関係に支障をもたらすことが多いこのタイプは、職を転々とする傾向が見られます。
精神論を持ち出す
精神論を唱える人の特徴として、「過去の自分の経験から相手も大丈夫だ」と決めつけることが挙げられます。例えば、熱を出しても自分は仕事やりきった経験を持つ人は、部下にその精神論を押し付けます。
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