好きなことで生きていくがうざいと思うあなたへ。10年生きた私の感想

もう一度言いますが、あくまで生きていくことができている人の話ではありますが、一度きりの人生なのですから、本当にやりたいことにチャレンジできる人というのは、今を生きている実感を持てるのではないでしょうか。

 

5.社長になれた

利益が上がっていくことで法人化することが決まりました。そして法人化することで、一人社長ではありますが代表取締役という肩書を持つこともできました。

好きなことをやっていくだけなのに、やがてそこに対しての実力や経験値が貯まっていくことは、大きな利益として返ってくる形となりました。

ちなみに、好きなことで生きていくをキャッチフレーズとしてヒカキンさんも同じく社長ですが、彼の場合はたくさんの従業員なども雇っているようなので、私とは異次元な世界にいることも間違いありません。

 

10年生きてきた私が感じる欠点

6.現実を知った時の不安感

欠点といっていいものかはわかりませんが、お金を稼ぐことに税金というのは多く取られるのは当然のことです。人間というのは不思議なもので、税金を払う立場にならなければ感じ取ることができないものがあります。

私の場合だと、毎月払っている社会保険や厚生年金などは一人社長なのでかなり高いです。正直な話、月に100万程度の利益ではそれほど贅沢もできませんし、思った以上に貯金もできません。

好きなことで生きていこうと決心した時は、こうした現実を知りませんでしたし失うものは何もない状態でありました。だからこそ好きなことで生きていくことで、厳しいなと思う欠点も見えてくるというわけです。

会社で雇われている頃は、会社が潰れない限りは昇給制度だったありましたし、社会保険だって会社が負担してくれる形でより多くの収入がもらえました。しかしながら、好きなことで生きていくことは違います。

好きなことで生きていくことは、全て自分で責任を取り全ての税が自分一人に重くのしかかります。この現実を知った時に、「この先もやっていけるのだろうか?」との不安を覚えたのは確かです。

 

7.将来も続くとは思えない

好きなことで生きていくことが今できている私ですが、この生活がずっと続くとは思っていません。もっといい生活ができるかもしれませんが、やはりそれよりも生活できない不安の方が大きいです。

もともと失うものがなかった立場であった人は、ある程度の肩書や地位を手に入れると、今後はその地位から転落するのではないかという不安を抱き、もっと結果を出さなければならないとの心理状態に陥ります。

そうなれば、今で満足することはできないことは当然ですし、ある程度お金を稼いでいても収入がガクッと下がってしまうことにより、保険類の支払いが非常に厳しくなってしまいます。

結局のところ税金でたくさんお金が取られてしまう形なので、好きなことで生きていける利点はあるものの、将来的な不安が解消される人はほんの一部であると言えるでしょう。

ヒカキンなどの超一流ユーチューバーは不安もほとんどないでしょうが、私のような月に100万程度しか稼げない一人社長は、将来が不安でたまりません。

 

8.情報は生物である

いつの時代も情報は生物であり、常に変わっていくものです。だからこそ時代に乗り遅れてしまうと収入がガクッと下がったり、好きなことで生きていけない状況にもなりかねません。

利点では圧倒的に成長できたと述べましたが、逆に好きなことで生きていく上では成長し続けていかなければ、すぐに置いていかれるのが現状です。

例えば、昔はニュースを確認する際にはテレビで確認することが普通でしたが、今ではネットを通じて情報を仕入れることが多いです。もっと言えば、動画でその情報を知る人も多くなってきました。

このように時代の移り変わりは非常に早いので、好きなことで生きていける期間というのも短い可能性は常に考えられます。そう考えると、将来が安定していないとの思いも強くなっていきますね。

はっきりと言いますが、好きなことで生きていくうちは安定なんてありえませんし、圧倒的な利益を上げている人以外は乗り遅れるなと必死についていくしかありません。

 

9.ライバルが強い

私はアフィリエイターとして生きていますが、とてもライバルが強くなってきています。その理由は簡単で、大手企業がどんどんとネットビジネスに参入してきているからです。

ライバル会社が強ければ強いほど、それに対しての対策も必要ですし当然資金もたくさん必要になります。昔は一人で十分すぎる利益を上げていた私も、今ではたくさんのお金を使うようになりました。

好きなことで楽をして生きていけると思っていたはずが、今ではライバル会社との死闘の繰り返しが繰り広げられているというわけなんですね。

そもそもライバル会社が現れなければ、倒産する会社など存在しません。もっと言えってしまえば、大手だから安定だと言われていた会社でさえも、実質倒産してしまっている現実があります。

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