少年犯罪を起こしやすい子どもの特徴と予防策

また、虐待によって酷く心も傷つきます。心が傷つくと自分の感情がコントロールできなくなります。

この状態で思春期を迎えると、結果的に非行に走って犯罪を起こしてしまうことがあるのです。

両親に溺愛され過ぎている

少年犯罪を起こしやすい子どもの特徴として、両親に溺愛され過ぎていることも挙げられます。

幼少の頃から両親に溺愛され過ぎると、さまざまな面で耐える力が身に付かず、わがままな性格になって我慢ができない人間になってしまいます。

例えば、欲しいものを何でも買い与えてしまうと、自分が欲しいと思ったものは、何でも簡単に手に入ると思ってしまうのです。

また、友達を叩いたりいじめたり、人としてやってはいけないことをした場合に、親がしっかりと叱れないと、子どもは何でも許されてしまうと思い込んでしまいます。

そのままの状態で思春期に入ると、多くの子どもが現実社会の厳しさに直面しても我慢ができずに、自分をコントロールすることができなくなります。

その結果、反社会的なことをしてしまうケースが多くなるのです。

親の期待が高すぎる

親の期待が高すぎるということも、少年犯罪を起こしやすい子どもの特徴になります。

子どもに対する親の期待や要求が高すぎると、子どもは、最初は必死に努力します。

親の期待に応えたくないという子どもは、まずいないからです。

しかし、子どもにとっての努力の限界が来てしまい、期待に応えられないと自分で痛感した時に、子どもは諦めるしかなくなります。

その姿を見て親がさらに努力を求め続けると、子どもは親が自分のことを理解してくれないと思うようになり、親に対する不信感を募らせることになります。

すると、今度は親の期待する人間像の真逆を、自分の理想とするようになるのです。

そして、親を困らせてやろうという復讐心が湧き、反社会的な行動をするようになってしまうのです。

 

子どもを少年犯罪に走らせないための予防策

子どもを少年犯罪に走らせないための予防策として考えられるのは主に以下の3つになります。

子どもに無償の愛と無条件の愛を与える

1つ目は子どもに無償の愛と無条件の愛を与えることです。

無償の愛とは見返りを求めない愛のことをいい、無条件の愛とはどんなことがあっても受け入れてあげる愛のことをいいます。

子どもは親から深く愛されれば自分を愛し、人を愛することができます。

人を愛するということは自分をコントロールしなければならず、自然とその力が身に付くのです。

自分をコントロールできれば犯罪への誘惑にも勝つこともできます。

適切な躾(しつけ)をする

2つ目は適切なしつけをすることです。

例えば、8歳の子どもが昆虫の足をちぎって遊んでいたとします。

親の選択肢はただ1つで、「それは絶対にダメなことなんだ」とちゃんとわからせることです。

他に、ダメなことだと自分で気づくまで見守ることや、「自分も子どもの頃によくやった」と理解を示すなどの選択肢も考えられます。

しかし、8歳になれば学校で社会のルールや規範は学んでいます。

したがって、生命を大切にするという社会の重要なルールは1番に教えなければならないのです。

自分と子どもの関係を客観視する

3つ目は子どもの自立のために、自分と子どもの関係を客観視することです。

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