栄光浴の心理学〜特徴や性格傾向4選

例えば、Aさんと心理的距離が近く、業績が良い、自分にとってはそれが夢だった場合、全てイエスに当てはまることから、本来は自慢すべき相手に対して嫉妬心が芽生え、自分に注目がいかないことに苛立ちを感じたりもします。

一方でAさんと心理的距離が近く、業績が良い、自分にとってはそれが夢ではなかった場合、これは1と2の質問はイエスとなりますが、3はノーとなるため、こうした場合にのみ、相手と自分を比較しなくて済むため、自慢したくなる心理となった結果、他人の栄光を浴びることで自分も輝いたような気持ちに浸ることができるのです。

ちなみに、1と2の質問の時点でノーだった場合は、栄光浴も嫉妬も生じません。

 

自尊心が低い人ほど見られる

人は基本的に自尊感情を高めたいと思っていて、自分は尊敬されるべき人間であると思える感情が高いほど、それは自信にもなるため、メリットをたくさん得ることができます。

しかし、世の中には自尊感情が低い人もいて、こうした人は自分は尊敬されるべき人間ではないと思える感情が強いため、自分自身に関する自慢できる部分を見つけることができず、自慢話ができません。

そこで代わりとして使える方法こそが知り合い自慢であり、自分の代わりに自慢できる人物を語ることで、同時に自分も栄光を浴びて輝こうとします。

自尊感情を高めることは決して悪いことではありませんが、知り合い自慢も度が過ぎると自己評価が下がってしまうため、適度な自慢で終わらせることが重要です。

 

自尊心が高すぎる人も見られる

なんでも自分が一番のナルシスト人間や、自分大好き人間がいますが、こうした人は自己愛が強いために自分自身への関心が強く、自己中心的な性格の持ち主である特徴が見られます。

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