知的障害の特徴と顔つきの違い7選

知的障害という言葉を、一度くらいは聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

知的障害になってしまう出生前の原因としては、遺伝子関連によるものと早期胚発達異常による2種類が考えられます。

そんな知的障害の中でも、ダウン症候群、脆弱X症候群、フェニルケトン尿症などは顔つきなどで見分けがつきやすい分類に入り、症状も比較的分かりやすいです。

このように、知的障害といってもたくさんの障害があるわけですが、知的障害とは具体的にどのような症状があるのでしょうか。

そして顔つきで障害の有無は分かるのでしょうか。

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知的障害と発達障害の違い

知的障害と発達障害の違いをまずは知っておきましょう。

知的障害は「適応能力」を基準とし、発達障害は「適応能力」等を基準とします。

また知的障害は、知能指数(IQ)が70未満の場合が、知的障害であるとされています。

知的障害は発達障害の1つであるとも言われており、発達障害と知的障害の両方の障害を持つ人も少なくありません。

ですからここでは、知的障害とセットに発達障害の症状もご紹介しています。

 

知的障害の特徴

1.一つのことに依存であったり、時には攻撃的になったり、衝動的な行動を起こしやすい。

2.コミュニケーション機能が不足しているため、言語でのコミュニケーションではなく、行動面で暴れるなどの攻撃的な行動を起こしやすい。

3.他人からいじめられやすく、仲間外れや理解者が表れにくい。

4.知的障害者はそうでない人に比べて、精神疾患になる確率が3〜4倍高い。

5.最も一般的に伴う精神障害は、注意欠陥多動性障害、気分障害、広汎性発達障害、認知症などである。

6.ダウン症候群の人は、アルツハイマー型認知症に発展する危険性が非常に高い。

7.男性対女性の比率は1.5:1程度と言われている。

 

ダウン症候群の場合

発症頻度は1000人に1人といわれており、35歳以上の高齢出産での発症率が高いと言われて来ています。

しかし、最近は妊娠時の検査で事前にその可能性が分かるようになっています。

身体的な特徴があり、知的障害は中等度で、療育などの影響で社会適応はできると言われていますが、ダウン症候群の顔は別に他の人々と驚くほどの変わりはありません。

見分けるのであれば、以下を参考にどうぞ。

1.頭が平べったい

2.目が吊り上がっている

3.舌が大きい

4.指が短い

5.下あごが小さい

このような特徴がみられ、ダウン症の場合は一般人とは見分けがそれほどつかないのが特徴です。

 

脆弱X症候群の場合

2500人に1人の発症と言われ、X連鎖の知的障害を伴う家系の30%が症候群だと言われています。

大きな耳、突出した眼窩上縁、情緒は不安定で多動を認めることができます。

突出した眼窩上縁とは、以下の画像を見ると分かりやすいでしょう。

眼窩上縁
出典:http://kenkouzousin.seesaa.net/

また、脆弱X症候群は自閉症と診断されているケースが多いです。

自閉症と診断されても問題ありませんが、正確に言えば脆弱X症候群という知的障害なのです。

 

フェニルケトン尿症の場合

水素化酵素の天然性欠損による、常染色体劣勢遺伝疾患と言われています。

つまり、メラニン色素欠乏として赤毛、色白、が特徴となっています。

生後6ヶ月から1歳ごろにかけ知能が急激に低下し、半数にけいれんが見られ、てんかん(体の動きが上手くコントロールできない)が多いと言われています。

てんかんは激しいと一気に倒れて気を失うものから、発作が徐々に起きて、ばたんと倒れる場合もあります。

発作が起こってからの方が対処しやすいですが、いきなり倒れられると家族もヒヤヒヤものですので、外出する場合はガイドヘルパーなどを使って外出するほうが安全でしょう。

 

注意欠陥多動性障害の場合

注意欠陥多動性障害はADHDと呼ばれ、顔つきで知的障害かどうかを見分けるのは難しいです。

この場合の特徴的な症状は主に3つあり、「不注意」、「多動性」、「衝動性」があります。

「不注意」に関しては、忘れ物が多かったり、片付けが苦手、集中すると周りが見えなくなる、不器用などの症状的特徴がみられます。

「多動性」と「衝動性」に関しては、とにかくじっとすることが苦手であったり、衝動的な行動に出てしまうことが多く、不真面目に見られがちです。

周りができるようなことができなかったり、非常識とも取れるような行動ばかりが目に付く場合は、注意欠陥多動性障害を疑う必要があります。

 

広汎性発達障害の場合

アスペルガー症候群や自閉症などが、この広汎性発達障害に含まれます。

特徴としてはコミュニケーション能力に障害が見られ、非常に敏感であったり、一つのことに異常にこだわるなどの症状が見られます。

顔つきには大きな特徴は見られませんので、上記のような症状で判断するしかありません。

こちらは重度の場合のみ、知的障害との併合も見られますので、重度の場合はすぐに治療を実行する必要があります。

 

判別できない障害もある

いかがだったでしょうか。

このように知的障害でも特徴として顔つきで分かるものと、判断がつかない場合があります。

今回ご紹介した障害は、あくまで一部であるので、知的障害の患者が全て普通の顔つきとは違うということはありません。

普通の女性や男性の顔をしていることもあれば、多少顔つきに変化がある子もいるというわけですね。

ですから特別意識しなくても良いということになります。

大事なことは、知的障害だからといって差別するのも良くありませんし、顔つきがそうだからといって知的障害だと決め付けるのもよくありません。

人間は五体満足で生まれてきただけで奇跡なのですから、それをさげすむような、まして哀れむようなことをしてはいけません。

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