ふてくされる心理「子供や大人の違い/対処法とは?」

何でもないことから、拗ねたりいじける態度をよく見せる人は、構って欲しい気持ちが強い人であることを覚えておきましょう。

 

☑️どんな人が当てはまるの?

恋人や両親に依存しやすい人ほど、構って欲しことをアピールしやすく、自分の優先順位を上げないことには満足できない、手のかかる性格である人も多く見られます。

原因としては、自己肯定感が低いことが問題だと言われており、「自分の存在は価値がある」と思える感情が低い人ほど、構ってもらうことでその価値を上げようと心がけ、自分が優れていることを実感することで、優越感を得ようとしています。

他にも、SNSで自分が有能であることをアピールするタイプや、病んでるアピール、ぶりっ子により注目を集める人など、自分が周りと違うことをアピールすることで、注目を集めることが多いのが特徴的です。

 

利益を損なった/労力が増えた

相手にとってはありがた迷惑とも取れる一言で、自分の利益が大きく減ってしまったり、逆に労力が大きく増えてしまった時にも、人はふてくされることで相手にアピールし、自分が不機嫌であることを伝えようとします。

例えば、相手に嘘をついて利益を得ようとしていたところ、「えっ!それって〇〇の方がいいよ!」と横から口を挟み、自分の利益とならなかった時に、「無関係なくせに迷惑なやつだ!」と、ふてくされた態度を取りやすいです。

他にも、自分がとっても面倒であると思っていた公園の掃除に対して、「あっ!明日公園の掃除よろしくね!」と言われることで、サボるつもり満々だった本人にとっては、「知らなかった」の言い訳を使えなくなってしまうわけです。

こうした利益や労力が増えた時にも、「余計なことするなバカ!」という気持ちを込めて、ふてくされた態度を貫き通すことは、決してずらしいことではありません。

自分の中では、どうやって利益を得るのか?または労力を減らすのか?を計算していたはずが、邪魔者が入ることで計画が台無しになれば、ずるい性格の人が機嫌を損なうことは、誰でも想像できることかと思います。

 

☑️どんな人が当てはまるの?

性格悪い人が当てはまる!とも言えますし、細かなタイプで述べると損得勘定が強い人や、打算的な性格な人ほど当てはまりやすいです。

損得勘定が強い人は、常に物事に対して得をするのか?損をするのかで行動に移すため、自分にとっては何の利益にもならない公園の掃除などは、特に嫌ってしまう傾向が強いです。

打算的な人も同じく、何か得することを期待して人に接触するこのタイプは、その得することが得られなければ機嫌を損なってしまったり、または態度が急変したことで、相手にとってはふてくされていると感じることに繋がります。

 

無言の反抗/反論である

こちらはあなたが間違いを犯し、相手が不愉快に思った時の心理に当てはまり、パワハラやセクハラ上司に対して見せる態度こそが、ふてくされることによる無言の犯行となるのが、分かりやすい例です。

子供がDVなどの被害を受けている時に、せめての思いで、ふてくされることで反抗心を見せるのと同じで、相手に非が大きいことが特徴となります。

立場を利用して圧力をかけ、相手に精神的プレッシャーやストレスを与えているのでは、犯行的な態度を取られるのも納得です。

 

☑️どんな人が当てはまるの?

上記で述べた通りで、立場が強い人が当てはまりやすく、自分にとって都合のいいことやマイルールを押し付けることで、立場が弱い人が反抗できない環境である人が当てはまります。

こちらの場合は本人に原因があり、まずは自分に非があることを認めることができなければ、多くの人にふてくされる経験をすることでしょう。

自分に原因があることに気づけず、素直になれない人ほど当てはまりやすいとも言えます。

 

大人と子供の大きな違いは?

子供は綺麗/大人は汚い

こんな表現をすれば、どこか不信感を覚える人もいるかもしれませんが、子供にふてくされることは、まだ立場が弱くて何もできない子供なりの、必死の抵抗であるかもしれませんし、そもそも子供は体だけになく、まだ心も幼く未熟であるわけです。

大人の場合は、社会を経験することで十分に心も育っている人や、ふてくされることは気持ちがいいことではないことを理解しているはずですが、それを理解した上で態度に表しているのです。

これは言わば、相手のことを気にせず自分のことだけを考えている証拠であり、大人になってもふてくされた態度をとることが多い人は、心が子供のままであると言っても過言ではありません。

なぜなら、小さな子供は大人の気持ちなど理解せずに、おもちゃが欲しいなどの駄々をこねることが多いですが、これは相手の立場に立って物事を考える力が、まだ身についていないからなのです。

それを大人になっても、自分のことばかり考えてふてくされた態度をとることは、小さな子供と同じようなものであると表現できるのです。

正当化、わがままを押し通す、損得勘定などの心理を見ていても、大人になってこうした狙いを持っている人は、汚い大人であると言えるのではないでしょうか。

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