ライバル視の心理とは?する/されるの違いと対処法

 

ライバル視する/される人の特徴は?

同期や同級生

会社の同期や同級生が最も比べやすい相手であることは、成長過程が同じペースで進んでいることや、人生経験もそこまで大きな差がつかないことなど、大きく差が開きにくい相手であることが理由です。

例えば、新卒が20年目のベテランと比べたところで差は一目瞭然でありますが、1年目の新卒同士では能力に大きな差がつくこともなく、どちらが先に仕事を覚えるのかなど、比べれる機会もかなり多くなります。

スポーツでも同じく、同期入団のスター候補が二人いるといつもメディアでは、ライバル関係と取り上げられやすいように、同期や同級生が最も本人にとっては分かりやすく、上下関係をつけやすい対象となります。

同じ中学校でも、グループを束ねる権力者同士でライバル視が起こったり、学校一の学力を比較するのも同級生であることも同じく、あなたのライバルも年齢や社会的立場が近い人であるはずです。

 

すぐ真似する人

何でも真似してくる人がいますが、こうした人の心理には「憧れている」本音が隠れていて、魅力的であると思うからこそ真似することで、自分もその魅力に一歩でも近付こうとするわけです。

しかしながら、真似された側からすれば、自分と同じようなファッションとなってしまうため、本来のオリジナルである自分の方が、より高い評価をされたいと思い込んだ結果が、ライバル視に繋がることがあります。

例えば、真似した側のファッションが高く評価されているとすれば、「本当は自分のセンスが褒められるべきなのに…」と怒りを覚える反面、負けるわけにはいかない気持ちが生まれます。

その結果、「こいつには負けたくない」と思える競争相手となったり、無駄に批判してしまうような姿を見られたことで、互いに嫌悪感を覚えてしまうこともしばし見られます。

 

負けず嫌いでプライドが高い人

負けず嫌いでプライドが高い人は、どんな小さなことでも負けたくない気持ちが強く、些細なことで競い合ったり、上下関係をきちんとさせたい性格が特徴的です。

これは男性の性格面の特徴でもあり、男性は小さな頃からゲームや遊びでも勝ち負けにこだわり、どちらが負けたかを決めることで喧嘩となってしまうのは、攻撃的で競争心が激しい男性ほど見られやすいです。

ライバル視とは、常に競争相手を意識して勝ち負けをつけることで、どちらが上の存在であるかを意識することなので、些細なことでも競い合う負けず嫌いな性格の方が、色々な場面でライバル視の心理が働きやすいと考えられます。

その場で負けを認めてしまったり、勝ち負けより協力し合うことを優先する人は、ライバル視されにくい存在であったり、見下されやすい人物であることからも、人畜無害であるとの評価になることが多くなります。

 

出世欲が強い人

出世欲が強い人は、自分と同等レベルの評価の人物より高い評価をもらったり、自分が有能であることをアピールすることで、一目置かれる存在になりたい気持ちが強かったり、肩書きを重視することで、自分がいかに有能であるかを証明したい気持ちが強いです。

このタイプは常に自分が優位に立つことを重視していて、認められることで自己顕示欲を満たし、プレッシャーや注目されることを快感と思える性格なので、ピンチや土壇場に非常に強いことが特徴的です。

出世欲が強くなるほど、「他人から認められたい」とか「能力を高く評価してほしい」気持ちが強くなるので、ライバル視することで明確な目標を立て、その人物より評価されることで、自分が有能であることを証明できるきっかけを作ります。

こうした理由から、出世欲が強い人ほどライバル視しやすいと言え、貪欲に出世することで様々な欲を満たそうとするこのタイプは、プライベートよりも仕事を優先することができる、職場では信頼されやすい人物でもあります。

 

最も有効で実行すべき対処法とは?

下方比較する

ライバル視する人、される人のどちらにも対応できる対処法であり、下方比較とは「自分よりも下の相手と比較する」ことで、安心感や優越感を得る行為のことを言います。

ライバル視することを止めたかったり、ライバル視されることが鬱陶しい人にオススメの対処法で、主に自分を守りたい時に大きな力を発揮し、前向きな気持ちにさせてくれたり、比べることで疲れた自分を癒すことができます。

ポイントとしては、「最近幸せな話を聞かない人物をターゲットとする」ことが重要で、幸せなことがあった人物を対象にしてしまうと、妬みや嫉妬がライバル視に繋がる心理で説明したように、自分自身を苦しめてしまうだけです。

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