ニュートラルな人とは?心の特徴と意味について

あなたがニュートラルな人であると評価されるのは、もしかすると凄く知的に見えたり、人生経験が豊富であるからこそ、常に中立的で公平な立場を示すことができているのかもしれません。

権力者や頼りになる人ほど、犬猿の仲の二人の間に入ることで、平和にトラブルを回避する能力に長けたりしていることも、豊富な人生経験と正しい知識が導き出す、レベルの高さが要因となっています。

 

メリット/デメリット

メリット①尊敬されたり信頼される

損得勘定で行動に走らなかったり、どんな人でもきちんと対応できるニュートラルな人は、尊敬されたり信頼されやすく、相手からすれば「この人は決して裏切らない人である」との安心感や、「自分のにとって敵となる存在ではない」と思われやすいことは、間違いなくメリットです。

他にも、気持ちの波が緩いことで冷静であったり、寛容な対応ができることも尊敬されるポイントで、どんな人にも優しくできたり、過失をとがめるようなことのない姿勢は、部下であれば理想の上司となることでしょう。

尊敬されたり信頼されることは、相手から好意的に思われることであったり、自分に自信を持つことができる、誠実な自分を貫き通せるなどの、ポジティブな循環が生まれやすいので、ニュートラルな人ほど内面が磨かれやすい好循環を生みやすいです。

 

メリット②トラブルが起きにくい

中立的な立場となることは、トラブル回避だけにとどまることなく、双方の不満や不安を聞き出せる貴重な存在として、多くの人から頼りにされる自分を作り出します。

当たり前ですが、えこひいきばかりする人と比べてみると、トラブルになりにくいことに加えて、恨みや嫌悪感を抱かれにくいのも、ニュートラルになることで得れるメリットと言えます。

「この人だけは恨めないな…」とか、「この人ならつい許してしまう…」と評価される人がいますが、ニュートラルな人はこれにも当てはまる、立派な性格の持ち主です。

 

デメリット①裏切りや利用されやすい

ニュートラルでいることは、時として裏切りや利用されるターゲットともされやすく、中立的でいることは都合が悪い側からすれば、利用するにはもってこいの人物像です。

公平な立場でいることは、本人にとっては辛い立場であることも多々ありますが、恩を仇で返すような人物であった場合、あなたの善意が簡単に裏切られ、こうした経験がニュートラルな自分を遠ざけることも。

人の好き嫌いが緩やかなニュートラルな人だけに、本来であれば嫌われやすい性格の人を受け入れてしまうことで、辛い出来事へと繋がることは十分に考えられるデメリットです。

 

デメリット②振り回されやすい

中立的な立場でい続けることは、双方の愚痴や言い合いの間に挟まれる形となりやすく、自分勝手で自己中心な相手であった場合には、振り回されることで大きなストレスを溜めやすいです。

社会人ともなれば誰しもが自分の自由な時間を欲し、他人よりも自分の時間を優先したい気持ちが大きくなりますが、ニュートラルであることが原因で、休日が台無しとなることも。

えこひいきする人は、こうした自分にとって敵となる存在を排除し、味方となる存在を優遇する人であるため、振り回されにくいのはえこひいきする人であることも、ついでに覚えておきましょう。

 

嫌味でないことは確かである

いかがだったでしょうか。

ニュートラルな人とは良い意味で捉えるべきで、簡単になれるような人物ではないことが分かったかと思います。

基本的に人は面倒を避ける傾向にあり、中立的な立場となることは、様々な支障が発生するかもしれないとの想像となるため、多くの人が中途半端に中立的な立場に立つことを避けます。

それもそのはずで、中途半端に中立的な立場となったところで、途中で投げ出してしまうことがほとんどでありますから、ニュートラルな人でい続けることは、苦労やストレスを感じることも多くなるはずです。

だからこそ、数少ないニュートラルな人は個性的で魅力溢れ、多くの人から尊敬されたり、信頼される人物として認められることも多くなるのです。

もしもニュートラルと評価された時には、自分の個性を伸ばしていく方向で考えていくと、あなた独特の個性や魅力が育っていくのではないでしょうか。

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