ポリエステルは1941年に誕生した合成繊維の一種で、今では日常生活の中でも欠かせない存在となっています。
日本国内でも合成繊維の生産量のおよそ半分がポリエステルで、このことからもポリエステルの利便性の高さがわかります。
私達の生活を支えてくれているポリエステルですが、その特徴はどういったものなのでしょう。
圧倒的な耐久性
ポリエステル最大の特徴と言えばやはり耐久性の高さになるでしょう。
合成繊維は基本的に耐久性が高いことが多いのですが、その中でもポリエステルの耐久性の高さは優れています。
そのため衣服の素材として使われることが多く、これは何度も洗濯をしても劣化しづらいからです。
普段あまり気にすることはないかもしれませんが、お家にある衣服の素材を確認してみるとポリエステルを使っているものが多く見られるでしょう。
女性用の衣服ならブラウス、男性用ならYシャツなどが特にポリエステルを使っていることが多く、誰もが着る服にポリエステルが使われていることになります。
また、シワになりにくいという特徴もあり、この点も衣服の素材として適している理由です。
長く着ることができ、洗濯をしても劣化しづらく、シワになることも少ないため手入れも楽と、衣服の素材としてはまさに理想的です。
吸湿性が低い
ポリエステルは吸湿性が低いという特徴があり、濡れてしまってもすぐ乾きます。