サザエさんを嫌いになったシーン
サザエのムカつく言い訳
過去の放送にて、サザエがスーパーでアルバイトを始める放送があり、これをきっかけにサザエアンチが一気に増加し、実際にヤフニュースで取り上げられるなどと、何かと話題を集めました。
サザエがアルバイトを辞めた理由としては、「タラちゃんが寂しそうである」ことと、「働くには体力が必要である」という理由で、たった2日でアルバイトを辞めてしまったことに対して、世間では「非常識すぎる」とか、「ヘタレにもほどがある」などの批判の声が上がり、同じ主婦として許せないとの意見も多く出ました。
確かに、共働きの家庭からすれば「甘ったれるな」と思うのも当然ですし、自分がヘタレなのに子供には厳しいサザエに対して、「お前はどうなんだ!」と思ってしまうことは、アニメを楽しめない原因そのものであると言えるでしょう。
ノリスケの犯罪行為
2016年3月6日の放送にて、「ジェラちゃんとノリスケ」が放送されました。
問題となった内容は、「伊佐坂先生の原稿ができあがるまで、自宅の近所にある磯野家で休憩することに」なったのですが、そこでノリスケは冷蔵庫を勝手に物色しては、子供達のデザートを勝手に2つも食べてしまったり、挙げ句の果てには「磯野家には似合わないものがあるな」なんて発言をし、堂々とよその家で昼寝を開始します。
この行為に対して、「図々しいにもほどがある!」と怒りをあらわにした人もいれば、「犯罪者だノリスケは!」と批判する声が一部で上がり、サザエさんアンチにとってはより嫌いになってしまう原因となったシーンの1つです。
マスオの差別発言
2016年6月19日に放送された話では、マスオが明らかな女性差別発言をしてしまったことによって、女性陣がサザエさんを批判の的にしたことも有名な話です。
問題となったシーンは、共通の趣味である将棋を一緒にしようとマスオが提案したのに対して、サザエは少し待って欲しいと提案し、将棋の駒模様が入った着物に着替えて登場してきました。
するとマスオは、「女はすぐ服装に凝るから嫌だ」と発言し、この女性を見くびっているとも取れる発言に、世の女性が怒りを示したのです。
こちらに関しては、普段から優しくて褒め言葉も多いマスオだけに、「ちょっと意外すぎてびっくり!」などの声も多く上がりましたが、女性差別に敏感な人からすれば許せない発言で、マスオアンチとなってしまった瞬間でもあります。
サザエさんが嫌いな人の特徴
専業主婦に憧れてる人
専業主婦に憧れを持っている人からすれば、サザエが自由奔放に生きている姿は嫉妬の対象となりやすく、「専業主婦のくせにこんなこともできないのかよ!」と、怒りの感情やストレスの原因となってしまうため、サザエさんを楽しむことができません。
仕事と家事と育児の全てをやり遂げている人からすれば、「サザエほどイラっとする主婦はいない」と思えたり、「専業主婦のくせに家族の足を引っ張りすぎだ」と、小さなミスから大きなミスに到るまで、イラっとしてしまう対象となるのです。
また、同じ専業主婦としても、今の自分に誇りを持っている人からすれば、「こういうダメな専業主婦のせいで、全ての専業主婦が批判の対象となる」と考える人もいるので、結婚後の女性には批判の対象となりやすいのが、サザエというキャラなのです。
嫌いな人とキャラが被る人
自分が心の中に「こういう人間が嫌いだ」と思っている性格と、キャラの設定が被ってしまう人もサザエさん嫌いになりやすく、こうしたキャラを見ていることは、本人にとっては嫌いな人物を見ているようなものなので、苦手なアニメとなるのも当然です。
これはアニメだけに限らず、芸能界でも嫌いな人を思い出す有名人のアンチとなってしまいやすいですが、これらは全てあなたの心の中に潜む、嫌いな人物像と被ることが原因であることも覚えておきましょう。