【ワンピースがつまらないと思う人へ】10の原因を徹底追跡した結果

その一番の原因が回想シーンであり、単行本でも回想シーンがほとんどで終わってしまうこともあれば、アニメでは回想シーンのみで終わってしまうこともあるなど、昔から何かと不満を言われ続けているのが回想シーンです。

ちなみに回想シーンは、ストーリーを繋げる上で重要な役目を果たすことがありますが、ワンピースに至ってはあまりに長期化しすぎて、過去の回想シーンを覚えていない人がほとんどです。

故に、回想シーンを読んでも「面白い」と感じれる人は少数で、むしろ「引き伸ばしはうんざりだ…」と回想シーンにストレスを感じる人の方が多いです。

また、次から盛り上がりそうな雰囲気だけを見せておきながら、回想シーンでファンの期待を裏切り続けていくことは、イラっとする瞬間でもありますし、つまらないとアンチになってしまう瞬間でもあるのです。

 

見にくい分かりにくい

昔は比較的シンプルに描いていたにも関わらず、最近では背景がごちゃごちゃしすぎていたり、セリフが多すぎることで面白さが伝わらず、「本当にがっかりだ」と肩を落とした方はどれだけいるでしょうか。

ワンピースは構造が多すぎる+いらないセリフが多く入ることで、スラスラと読むことができず、むしろ「どの順番から読むのが正解なのか?」を疑うほど、セリフが多いシーンもたくさん出てきます。

ドラゴンボールの単行本が面白いと評価された原因の1つに、シンプルに分かりやすい構造があったわけですが、ワンピースはその良さを初期の段階では持ち合わせていたのに対して、今ではどんどんと悪化していく一方です。

アニメであればそれほど影響もない部分ですが、単行本やジャンプ派の人からすれば、とにかく読むことに疲れてしまうのが今のワンピースで、無駄なセリフに対してつまらないと感じることは当然のことです。

絵やセリフをたくさん入れることは、しっかりと作品に対して力を入れている証拠でもありますが、読者側の意見は「読みにくい」との逆効果を生み、せっかくのストーリーが頭に入りづらい状況を作っています。

 

感動の押し売りの多さ

感動の押し売りの多さにうんざりした経験があるのは、元ワンピースファンのあるあると言え、事ある毎にお涙ちょうだいシーンを用意するワンピースに対して、「もう分かったから」とがっかりする声も多く挙げられます。

一方で、神回と呼ばれるようなシーンには、多くの読者が涙するようなシーンも当然中にはあるわけで、お涙ちょうだいシーンが悪なわけではありませんが、無理やりねじ込む感じが出てしまうことは、つまらないと思われる原因です。

例えば、どう考えてもなく必要がなかったり、大声で話す必要がないシーンでもいちいちお涙ちょうだいシーンを作ることで、徐々に読者は飽きがくるわけです。

「またこんなシーンかよ」と思ったり、「問題解決毎に泣いてるじゃん」と思ってしまうのも、やはり長期連載が故の支障なのでしょう。

はっきり言ってずっと読み続けている人からすれば、もう王道パターンはだいたい予想済みで、「次はまたお涙ちょうだいシーンだな…」と予想ができてしまうほど、ワンパターン化しているのです。

 

インフレにもほどがある

ワンピースは賞金首を見て相手の強さを想像したり、まだ未公開のキャラクターの賞金首を議論し合うなど、作品以外の面でも楽しむことができる時期もありました。

しかしながら、今のワンピースはインフレしすぎたこともあってか、こうした賞金首を知るワクワク感も薄れつつあり、今では賞金首10億越えが普通に出てきてしまうなど、危険人物だらけの世界となってしまいました。

そもそも賞金首は、政府への危険度で上がる制度は有名な話ですが、危険度が高いはずの麦わらの一味のチョッパーが初期キャラよりも安かったり、白髭ナンバー2と言われたエースが5億5000万ベリーであったりと、ツッコミどころが多すぎることも、現状ワンピースをつまらなくさせている要因です。

これは昔からファンだった人からすれば、「あの強かったドフラミンゴは弱かったのか…」とか、「暴君と呼ばれるほど凶暴だったバーソロミュー・くまは弱いんだな」なんて思ってしまうことも、どこか作品をがっかりさせてしまう瞬間です。

ドラゴンボールでも同じく、Z→GT→超とインフレが進む毎にファン離れが加速していったように、ワンピースもインフレすばれするほどに、つまらないとファンをやめてしまう人が増えていくとの予想も可能です。

 

ご都合主義が嫌い

超ご都合主義作品とも比喩されるワンピースは、度々ルフィーの都合によって強さが変化したり、相手が弱くなるシーンが話題を集め、ビックマム幹部のカタクリとの戦闘シーンでは、ネット上でご都合主義にもほどがあると叩かれるなど、ルフィーの都合次第でいくらでも勝ち進める作品です。

「漫画の世界なんてだいたいご都合主義だろう」と言われるとそれまでな気もしますが、やはり圧倒的人気作品であるだけに、ファンや読者の期待も大きいのがワンピースです。

だからこそ、他の漫画と同じようなご都合主義をやめてほしい気持ちもあって、ネットで度々話題となると考えられ、他の漫画と同じようにご都合主義になり過ぎてしまうと、やはりつまらない感情が生まれてしまいます。

他にも、ドレスローザでの鳥カゴは本来最強な技であるにも関わらず、なぜか簡単に突破してしまうことに加えて、まさかの大将でさえ押し返せない技であることに対して、「どう考えてもおかしい」との意見が出るなど、その時の都合によって強さが変化することは、アンチを増やす一方です。

もちろんご都合主義があるからこそ、ハラハラ感やドキドキ感が生まれるのも確かですが、あまりにもやりすぎなワンピースは、もはやどうにでもなる作品だと思える人もいるほど、ご都合主義にもほどがあると言えるのです。

 

登場人物多すぎ問題

ワンピースのキャラの多さは、目立たないキャラも合わせると1000を超えると言われるほどで、そこそこ目立つキャラでさえ名前が覚え出せないほど、登場人物が次から次へと出てきます。

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