また、激辛料理ばかり食べている人も、同じように汗っかきになりやすいので、注意が必要です。
肥満
肥満な人が汗っかきになってしまうことは、多くの人が知っていることでしょう。
ここで一つ注意点があり、それは「悪い汗」を肥満な人ほどかきやすいということです。
太っている人の汗っかきな原因の多くは、皮下脂肪が多いので、体温が体の中にたまってしまい、その結果少しの運動で多くの汗をかいてしまうのです。
これは酸素摂取量が低下している証拠であり、酸素摂取量の低下は体力の低下に繋がってきますので、肥満な人ほど息切れがしやすくなってしまうのです。
運動不足
運動不足になれば汗腺の働きが鈍くなり、汗っかきの原因となってしまうというのも、多くの人が知っているのではないでしょうか。
普段から仕事や学校でたくさんの運動をしている人に比べて、運動をしていない人は汗腺の働きが鈍いので、汗が一部に集中して出るようになります。
その結果、顔汗や背中などの汗が集中し、自分は周りよりも汗っかきだと感じるようになってしまうのです。
適度な運動は汗っかきを改善するだけでなく、身体的にも精神的にも健康に効果的ですので、適度な運動を日々から心がけることが大切です。
女性の場合はホルモンバランスの変化による
女性には閉経というものがあります。
これはホルモンバランスを大きく左右させるもので、汗っかきの原因の1つとなっています。
夏にダラダラ汗をかくのは仕方ないとしても、冬場でも汗を頻繁にかいているとなると、ちょっと人目が気になりますよね。
概ね閉経は50前後に起こるといわれており、その際にホルモンバランスが変化して汗っかきになると言われています。
さらに通常の生活をしていても、下手なダイエットや食事制限などによってホルモンバランスが乱れると汗っかきの原因になりますから、若い女性で汗っかきな人はホルモンバランスを乱さないような生活を送るようにしましょう。
多汗症の可能性も…
多汗症である場合は、リラックスをしていても汗をかいてしまったり、人がいないのに緊張状態に陥り、汗をかいてしまうような症状が見られます。
ですから家でリラックス状態であるにもかかわらず、汗をかいてしまっていたりする場合は、この多汗症を疑ってみる必要があります。
さらに全身から汗が出て、汗の量が尋常ではない場合は、バセドウ病や自律神経失調症、糖尿病、更年期障害などの病気の初期症状でもありますので、身に覚えがある人は、急いでお医者さんに相談した方がいいでしょう。
まずは異常な場合かどうかの判断を
いかがだったでしょうか。
汗っかきな人は、まずは異常な汗でないかどうかを判断する必要があります。
朝起きた時に大量の寝汗をかいてしまう人や、家でぼーっとしているにもかかわらず、なぜか汗が止まらないという人が、この異常な汗に該当します。
異常な汗でない場合は、新陳代謝が活発でないかどうかの判断をし、もしそうでなかった場合は、しっかりと汗っかきの原因と突き止めて、効果的な対処法を実行していきましょう。
また、「ワキガの特徴と見分け方」もセットで読んでみましょう。
汗っかきな人ほど、ワキガかもしれないと体臭に悩まされている人は多いはずです。
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