心理面で見ると、親にして欲しかったことをしてもらえなかったという原因が見えてきます。
支配欲が強い
支配欲が強い人ほど、自分に対して口答えをしたり、自分に対して見下した態度をとる人に対して、許せないという強い意志を抱くことがあります。
独占欲が強い人は、自己中心的で常に自分が中心にいなければ気が済まないので、自分に対して反抗的な態度をとる人や、自分という人間を過小評価する人に対して、非常に攻撃的になりがちです。
また表裏があるのもこのタイプが多く、初対面の人に対しては非常にいい顔をしがちですが、同じように自分の気に食わない態度をとられると、許せないと思い、心で妬んでしまったりすることが多いです。
見下している人が評価される
努力をしていない人を見て、その人が評価を受けていると、何故自分はこんなに頑張っているのに評価をもらえないんだ!と逆恨み的に許せない、となってしまうことは現実に多いです。
世の中全て平等な社会ではありませんから、ひいきもありますし、些細なことで評価されたりすることもあります。
自分が逆の立場、つまり羨ましがられる立場になったことも多いはずです。
しかし、自分より下に見ていた人が、自分より褒められるのを見ると、嫉妬心が湧き、許せないと思ってしまうのです。
大事なもの・人が傷つけられる
自分にとって大事なものや大事な人とは、例えば母親が大事な子供を姑に馬鹿にされたり、姑にしつけの一環として叩かれた、などといった場合に、起こりやすい心理的特徴となっています。
自分にとって大事なもの・大事な人が傷つけられることによって、人は復讐心という醜い心理が強く働いてしまうのです。
そして復讐心が、嫌味っぽい言葉や行動に繋がり、やがて人間関係を悪化させてしまいます。
自分は絶対悪くないと思っている
オフィスでも、仕事内容でも、自分は絶対に間違っていないと思っている人ほど、他人に対しては許せない態度を取る人が多いです。
それは環境を変えても同じことで、自分自身の中に持っている心理的なものなので、すぐには改善出来ません。
心の中では、自分が正しいと、自分を正当化してしまっているので、筋が通らない理屈に対して許せないという思いを抱いてしまいます。
こういった人は、まずは他人を許すことから始める必要があります。