逆に自己肯定感が高いと、自分の意見や決断に自信を持つことができますので、気苦労を感じることは少なくなります。
不安や恐怖心が強い
不安や恐怖心が強い人ほど、怯えて生きていることが多くなりますから、当然物事を深く考えすぎてしまいます。
物事を深く考えすぎてしまうことは、余計なことまで考えすぎてしまう原因を作り出し、結果的に気苦労が絶えない環境で生きていくことになってしまうわけです。
アメリカのミシガン大学の調査によると、心配事の80%は起きないことが実証されていることからも、こういった余計な心配をしてしまう気苦労が絶えない人というのは、無駄に精神を疲れさせてしまっていると言えるでしょう。
アダルトチルドレン
アダルトチルドレンというのは、子供の頃に精一杯頑張って生きてきたにもかかわらず、親に認めてもらうことができずに、常に矛盾を抱えた環境で生活をしてきました。
そんなアダルトチルドレンは、「自分は常に完璧でないといけない」、「親に怒られるのは自分が悪い」という思い込みをしたまま、大人になっていきますので、結果的に常に完璧な自分を演じようと周りの目が気になり、気苦労が絶えない人となってしまうケースが目立ちます。
こういったアダルトチルドレン達は、過去のトラウマが原因で、恋愛が上手くいかないことや、人間付き合いに支障をもたらすケースも目立ちます。
精神病・障害・恐怖症など
精神病である場合は、非定型うつ病が原因として考えられ、非定型うつ病は自分がみっともないという思い込みが強いために、他人の前に立つことに恐怖心を覚え、他人からよく見てもらいたいという気持ちが異常に強くなります。
障害の場合は、社会人不安障害などが考えられ、人の注目を浴びると異常に緊張してしまい、恐怖心を感じ、この恐怖心が気苦労が絶えない人となる原因となってしまうわけです。
恐怖症の場合は、視線恐怖症などが考えられ、視線恐怖症は他人の視線が気になる状態が続くので、気苦労が絶えない人であると言えます。
思い込みが激しい
思い込みが激しい人というのは、「きっと〇〇に思っているに違いない」と決めつけてしまう人であり、被害妄想が激しい人であると言えます。
このタイプの人は、自分が勝てないと思う人に対しては、気苦労で疲れてしまいますが、自分よりも立場が下の人などには、攻撃的になってしまうといった傾向が見られます。