このタイプはとにかく自己評価が高いために、その評価を認めて欲しいという欲求から、自慢することで相手に認めてもらいたい、または自分の凄さを他人に知ってもらいたいという欲求を強く抱いています。
さらに自己愛が強いタイプが厄介であるのは、自分では本当にできる人であるという評価をしているので、その思いを素直に伝えていることが、相手にとっては調子に乗っているという評価に繋がってしまうことです。
自慢しているつもりはないのに、他人からはいつも自慢話ばかりしていて、本来の自分の姿が全く分かっていないと思われてしまったら?
これは当然嫌われてしまう原因にもなりますし、自分が大好きで、すぐに調子に乗る女であるという評価に繋がってしまうのです。
実利的な愛が欲しい
カナダの心理学者であるリーが唱えた、ラブスタイルという恋愛の色彩理論は6種類に分けられていますが、実利的な愛はその中の1つであります。
実利的な愛を求める人というのは、恋愛にはロマンや愛情よりも、どれだけ自分が特をするのかということを考えるタイプであり、玉の輿や貢いでくれる男性との交際を望む女性は、まさに実利的な愛を求めている人であります。
このタイプは、とにかく自分の地位が上がることを気にしているため、お金のない男性が近寄ってきても興味を示しませんし、さらにはこのような男性のことを悪く言うタイプも多いです。
これは愛=自分の理想以上であるかどうか、という考え方をすることが原因であると考えられ、それ以外の男性には興味がないために、他人からすれば十分に魅力的であると感じる男性であっても、愚痴をこぼすようなことをしてしまうために、調子に乗るなという感情を抱かれやすくなります。
そしてもう一つ、恋愛の色彩理論には遊びの愛がありますが、こちらも恋愛をゲーム感覚で楽しむタイプであるために、たくさんの男との交際をしても平気な顔をしているような姿や、たくさんの交際をしている発言などが、調子に乗っているという評価に繋がりやすいです。
こうした価値観の違いによる発言や行動が、調子に乗る女であると評価されることは珍しくありません。
自分も気にすること
いかがだったでしょうか。
調子に乗る女がどうもいけ好かないと思うばかりではなく、たまには自分のしている行動を見直してみることが重要です。
自分は大丈夫であると思っていても、あなたが思う自分の姿と、他人が思うあなたの姿というのは違っていることが非常に多いです。
だからこそ、他人ばかりではなく自分を見直してみて、自分が思う嫌な人になってしまっていないのか?ということを再確認することは、結局のところあなた自身に大きなメリットとなる期待が持てます。
人は嫌な部分が一度見えると、嫌な部分ばかりが見えてしまう性質を持つだけに、そうならないように常に心がけておくことも、人間関係を円滑にすることに繋がることも多くなるため、いい部分もしっかりと見るということができれば、ベストですね。
また、「自分語りの心理的特徴~病気を疑うパターンと性格傾向9選」もセットで読んでみましょう。
自分語りをする人が世の中にはたくさんいますが、こうした人の心理を知ることによって、相手の心を上手くコントロールできるコツがわかるはずです。