こちらの場合は、本人でも気づかないうちに寝てしまい、寄りかかっている状態であるだけに、起きては体制を戻し、また寄りかかるパターンを繰り返してしまうことが多いです。
対処法としては、席を変えることが最も有効で簡単な方法となります。
なぜなら相手は限界状態に達しているわけですから、いくら警告を出したとしても、眠気にはそうそう勝てないのです。
さらに、何度も警告を出しているあなたも疲れてしまうこととなるために、嫌だと感じたのであれば、すぐに席を変わる選択を取ることが大事となります。
故意的かどうかの見分け方
特に寄りかかる人が異性であった場合は、故意的に寄りかかっている可能性もあるだけに、見分け方をしっかりと覚えておくことで、自分自身を守る護身術ともなるはずです。
まず見分け方としては、つま先の方向に注目してみましょう。
人は脚にまで意識を配ることが難しく、つま先は関心のある方に向くことが分かっています。
例えば、好意的な人と嫌悪感を抱いている人が両隣に座っている場合は、脚は間違いなく好意的な人の方向へと向き、嫌な人に対しては脚が逆方向を向いてしまいます。
もしも両脚があなたの方向へ向いていたのであれば、それは好意的に思っているのか、または故意的に向けることで、何らかの本音が隠されている可能性が考えられます。
また、他に広いスペースがたくさんあったり、端が空いているにもかかわらず、あえて狭いスペースに座ってきた場合、こちらも故意的にあなたの横に座ったという可能性が高まるため、寄りかかるのは故意的であるかもしれません。
本来であれば、人はまず端を選択するものであり、端に座ることで安心感を得ようとします。
次に広いスペースを選択しがちであり、広いスペースを選択することは、自分の心理的縄張りから遠のくために、居心地がよく感じるので、こうしたケースでの寄りかかりには少し警戒心を抱く必要があるでしょう。