栄光浴の心理学〜特徴や性格傾向4選

栄光浴とは、「社会的に高い評価を受けている人や、自分と関わりのある人が活躍したことをアピールすることで、自己評価を高める動き」のことであり、実は厄介な欲でもあります。

この1ページを読むことによって、ある感情との繋がりや、意外と誰もが栄光浴を浴びながら生きている事実を知ることになるでしょう。

栄光浴の働きを簡単に説明

栄光浴の働きは、他者や集団と自分との繋がりを自慢することで自己評価を高めることにあり、知り合い自慢や他人の偉業を自慢する回数が多い人ほど、栄光浴にて自分の評価を高めようとする本心が隠れています。

例えば、芸能人の知り合いがいるアピールや金持ちとの繋がりがあることを自慢する人がこれに当てはまり、自分以外の人物の自慢をすることによって、世間から価値のある存在であると認められることを求めています。

また、知り合い自慢のみで認めてもらうためには、当然それなりの社会的評価や社会的地位を築いている必要があり、超がつくほどの知名度を誇る芸能人やセレブであった場合、自己評価が上がりやすくなると考えられます。

一方でこの自慢相手の価値が低ければ低いほど、「それはあなたの実績じゃないし、それがどうしたの?」と相手が思ってしまうことからも、失敗することで”自慢大好き人間である”と思われてしまうことに繋がりかねません。

つまり場合によっては、自分は相手からの評価が高まったと感じているけれども、相手からすれば大したことない人間であると思われている可能性もあるため、ただの自己満足で終わってしまうこともしばしば。

 

嫉妬とは表裏一体である

栄光浴の厄介な部分は嫉妬心とも表裏一体なことであり、自分にとっては負けたくないと思うほどの重要なことに対して、相手が大きな結果を残した場合は嫉妬を感じやすくなることが、心理学の実験でも明らかになっています。

栄光浴か嫉妬に感じる違いは主に3つのポイントが重要であるとされており、「①相手との心理的距離②相手の業績③自分にとっての重要度」の3つが全てイエスであった際に、嫉妬心が生まれてしまいます。

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