また、若者であっても無神経と呼ばれる人は、電車内で声が大きかったり、空気が読めないような音量で話す人がいますよね。
謙虚さがない
謙虚さがない人は嫌われますが、若者の多くが年寄りほど謙虚さがないと答える調査結果も過去には公開されています。
ババアと呼ばれる人ほど謙虚さが見られない理由としては、職場などでもお偉いさんになるほど注意する人も少なく、媚びを売る人が多くなっていくわけですが、こうした環境が謙虚になることをどんどんと忘れさせていきます。
また、頭が固くなりやすいことも関係し、自分の方法が絶対に正しいと正当化しやすいことからも、素直に他者から学ぼうという気持ちが薄れてしまうのです。
“自分は偉い存在なんだ!”というような態度を取る人に対して、悪いイメージを抱いてしまうことは当然のことなのです。
女は意地悪である
職場にて最も嫌われるタイプが、「困ったお局様」であり、勤続年数が長くて立場が上である女性は頼りになる一方で、意地悪で後輩を困らせる存在に変わってしまうことは珍しくありません。
おばさんと言われる年齢の女性ほど後輩に意地悪になってしまう理由は、女性の嫉妬は感情と結びつきやすいことにあり、例えば若い後輩女性の美しさや若さなどに嫉妬したお局様は、嫉妬を抱いた時の感情をそのままイメージへと変えてしまい、嫌な奴であるという認識をしてしまいます。
こうした認識を心理学では「確証バイアス」と呼び、相手の悪いところしか目に入らないようになってしまいます。
お局様がうざいなどの愚痴がよくネットに書かれてしまうのも、こうした意地悪であるという事実があるからなのです。
なんでも若者叩き
ネットなどで老害と呼ばれる人ほど、なんでも若者叩きをするという特徴が見られるわけですが、こちらも先ほど紹介した「確証バイアス」が関係しています。
なんでも若者叩きする嫌われるババアの心理には、「自分が抱いた先入観や信念を正当化するために、自分にとって都合の良い部分だけを集め、悪い部分は忘れてしまう」という心理が見られ、これは脳の働きがそうさせています。
人は自分の都合の悪いことには意識的に制限がかかるため、自分が最も輝いていた時代は善だと感じ、今の時代は悪であると決めつけてしまうのです。
これは自分のことを少し高い評価にする理由と同じであり、人は誰でも自分のことを、現実の自分よりも少し良い人間であると評価しています。