他人の不幸を喜び、心が痛まない
他人の不幸は蜜の味という言葉もあるように、他人の不幸で喜びを感じる瞬間は多くの人が経験することです。
しかしながら、災害や虐待などの多くの人が喜ぶことはできない現状に喜びを感じたり、心が全く痛まないという人は、薄情者である証拠です。
残酷で冷酷な一面を想像させるのが、まさにこのタイプであると言えるでしょう。
約束を平気で破ることもできる
相手を思う気持ちが薄い人は平気で約束を破ることができたり、遅刻をすることにもそれほど罪悪感を感じません。
また、逆に自分が同じことをされると逆上し、脅すことで現金を要求するなど、法を犯して楽をしようとする人もいるため、このタイプを敵に回すと非常に厄介であると覚えておくといいでしょう。
人嫌いで、個人的な付き合いを避ける
薄情者の中には、人嫌いであるため個人的な付き合いを避ける人がいて、会社の飲み会を断るのは当然のこと、仕事が終わると無関係であるかのように知らんぷりをして帰ってしまう人もいます。
こうした性格は人情味がないため、そもそも近づかれにくく、好かれにくい傾向にあります。
また、孤立する自分を正当化することで悪循環に陥り、根暗であると評価されることも珍しくありません。
心を開かず、本心も打ち明けない
薄情者は自分の弱さや情報を知られることを恐るため、心を開かず本心を打ち明けることが非常に少ないです。
そもそも薄情であると思われるのは、強い自分を演じた結果がもたらすこともあるため、弱さを知られたり情報を握られることは、自分が劣位な位置に立たされることになることから、薄情者は本心を打ち明けることを恐れます。
急に表情が変わったり、無視する
本当に冷たい人は基本的に他人に興味がないため、自分が興味のある話題には食いつくものの、興味のない話題ともなれば急に態度が変わり、目が笑わなくなる傾向にあります。
また、興味がない話題は無視をしたり、話を聞いているフリをして内心は「早く話を終わらせろ」と感じていることから、目に本音が現れてしまいます。
目が笑っていない人ほど冷たく闇を感じることが多いのは、こうした原因が隠れているのです。
人は誰しも冷たい一面を持つ
いかがだったでしょうか。
誰しも人は冷たい一面を持ち、自分を守ることを優先するのは当然のことですが、薄情だと評価されるほどの性格ともなれば、やはり失うものは大きいです。
信頼や人間関係、家族や恋人など、薄情であることを理由に失うものは数えきれません。
もちろん得るものが一切ないわけではないですが、アドラーが示したように、人は一人では生きていくことはできないのです。
次のページでは、「避けられる人の特徴と原因10選」について、性格に難がある人の特徴を紹介していきます。