また、強者が絶対的な部分も大きいため、強者が意見を変えると多くがそちらの意見に賛成したり、考えが一気に変わってしまうなど、金魚の糞であるかのように追いかけていく人は、まさに閉鎖的な性格の典型的特徴であると言えるでしょう。
逆に開放的である場合は、こうした上下関係のような縛られた関係に苦しさを覚え、そこには依存しない強さがあるとも言えます。
頑固で柔軟な考えができない
頑固で柔軟な考えができないのは視野が狭い人の特徴でもありますが、他にも自分の考えが正しいと思い込んでいるとか、物事を様々な方面から見ることができない、相手の意見に聞く耳を持たないなどの特徴があります。
よそ者を受け入れないことが示すように、閉鎖的な人は自分たちのルール絶対であるという頑固な一面を持ち、自分の意見が正しいと思い込んでいるので聞く耳を持ちません。
結果的に、相手が正論を述べようとも門前払いしてしまうことが多く、「◯◯はこうあるべきなんだ!」と自分の考えを押し付けてしまうのです。
このタイプは物事をよりシンプルに考える傾向があるため、様々な可能性をじっくりと考える前に、いつものようにシンプルに同じ答えを出すことで、どんどんと頑固な性格になっていく傾向があることがわかっています。
仲間や身内を大事にする
よそ者を受け付けない閉鎖的な人ですが、仲間や身内を大事にする気持ちは強く、自分たちは仲間であるという信頼や、楽しいことも辛いことも乗り越えたきた経験が、より絆を強めます。
細かな特徴としては、ありのままの自分を受け入れてくれる人がいる、どんな時も見放さずに側にいてくれた人がいるなど、閉鎖的な人ほど狭い範囲での友人関係を大事にします。
開放的な人でも大事にすると思う人もいるかもしれませんが、閉鎖的な人の方が視野が狭いため、やはり同じメンバーで長期間群れることが多くなると考えることができるのです。
目立つ者には厳しい
出る杭は打たれると言われますが、そんな中でも閉鎖的な人は目立つ人には厳しく、新たな変化や最新のファッションなどを否定しがちです。
田舎に行くと非常にわかりやすいですが、村社会とも言われる田舎の村で実際に住むと、閉鎖的な人たちがおしゃれな人に対して偏見を持っていたり、目立つことで厄介者がきたかもしれないなどの危機感を持たれやすいです。
つまり閉鎖的な人はよそ者を受け入れないように、新たな変化やルールを持ち込むよりも、自分たちのルールが絶対的であるという頑固な部分があることが、こうした部分からも理解できるかと思います。
自分と同じようなタイプではないことを理由に、否定的になってしまいがちなのが性格面での特徴となります。
長年経っても変化が見られない
長年ファッションが変わらない、長年連れそうメンバーが同じ、髪型を変えないなど、閉鎖的な人は変化を求めることが苦手です。
今の自分で満足している証拠となりますが、これは決して悪いことではない反面、いつまでも自分を変えることができないとも言えます。
そもそも人は変化を恐れる傾向にあるため、安定した環境での生活を求めることは、何もおかしなことではないのです。