女性であればルパン三世の不二子であったり、男性であれば所ジョージさんなど、自分をこうした有名人物に置き換えて走行することは、ツーリングをより楽しいものにします。
こうした本音を伝えることは恥ずかしいことであるが故に、多くのバイク乗りが言葉には出しませんが、ほとんどのバイク好きが「バイクに乗る自分も好き」という本心を持っていることでしょう。
自分の大好きなものに乗り、道路を走っているのですから、自分に自信を持てる瞬間であるのは当然ですし、バイクに乗った自分が一番輝いていると思えることは、バイク好きにとっては光栄なことです。
自分のバイクが一番/積極的になれる
当たり前のことですが、バイク好きな人は自分のバイクが世界で一番かっこいいと思っていますし、愛情を注いで育てたバイクを愛しています。
どれだけ周りにダサいと言われようとも、「自分の中では輝いているバイク」こそが自分のバイクであり、そこにはドラマや思い出が詰まっていることでしょう。
こうした人は、パーキングなどの休憩場で止まっているバイク乗りに話しかけたり、自慢し合うなどの性格傾向が見られ、バイク乗りに限定して人見知りすることが少ない人が多く見られます。
人は共通点が多いほど親近感が湧きやすく、話しかけやすい心理が働くことからも、同じ趣味を持つ人に対して積極的になれることは、バイク好きだけに限ったことではありません。
人は心から夢中になれるものや、好きなものと出会った時には、共通点がある人に対しては心を開きやすく、積極的になりやすいという心理が見られるのです。
バイクは相棒/優先順位が高い
ここまで読んだ方は、もうバイク好きな人が友達や相棒/大事な仲間と呼ぶ理由が理解でき、どれだけバイクに人生を捧げているのかが理解できたことでしょう。
こうした人の性格傾向としては、バイクの優先順位が非常に高いことにあり、女性とデートに出かけるよりもバイクでツーリングに行く方が、優先順位が高い人ことも十分にあり得ます。
他にも、三度の飯よりバイクが好きであったり、デート資金よりもバイク資金の優先順位が高い人の場合、これが理由で振られた過去を持つ人も珍しくありません。
給料の多くをバイクにつぎ込んできた人や、バイクとたくさんの思い出を作ってきた人にとっては、優先順位が自然と高くなるのも納得です。
誰でもそうですが、趣味や好きなことの優先順位が高くなるものですよね。
乗るバイクによって性格が丸見え!
見た目重視/アメリカンタイプ
アメリカンタイプのバイクが好きな人は、一言で言えば「外見重視」であるために、機能より見た目を重視することが私生活でも多く見られます。
例えば、見栄っ張りであったり、目立ちたがりなどのプライドが高い一面が多々見られ、他人から見て最もかっこよく見えるバイクを選んだり、大きな音を出すバイクを選んでいることは、外見重視である証拠となります。
このタイプは車ならオープンカーを好みやすいタイプであり、フェラーリやランボルギーニなどの高級車に憧れを抱き、目立つことで優越感に浸ることもできます。
アメリカンタイプを好む人の性格傾向をまとめると、「プライドが高い」「自己愛が強い」可能性が高く、私生活でも負けず嫌いな一面が多く見られやすいです。
レトロ/クラシックタイプ
クラシックタイプのバイクが好きな人は、「周りに流されない強さ」が見られる人で、すぐに流行に流されるようなタイプではなく、自分が好きなことを選択する「我が道を行く」タイプであります。
クラシックタイプに乗る人に対して、バイクに興味がない人の中には「何が良いのか分からない」とか、「無駄に高いだけ!」なんて意見が見られがちですが、こうした人は「自分独自の世界観」があるために、周りの意見なんてさほど気にしていません。
車なら同じくクラシックタイプを好みやすく、クーラーや燃費は気にしない年収の人が好みやすいとも言われるのが、クラシックタイプとなります。
性格傾向をまとめると、「こだわりが強い」「我が道を行く」可能性が高く、芯の強い人であると評価されやすいタイプになります。
またこちらは、オフロードタイプを好む人にも同じことが言え、オフロードタイプはさらに”個”を大事にして、自分の楽しみ方をじっくり研究するタイプであると言えます。