タイといえばバンコクと答える人が多く、日本でも比較的旅行に行きやすい国タイですが、タイというのは日本と国民性が異なり、性格が全く違う分部もよく見られます。
今回の記事では、そんなタイに2年間留学していた留学生がお伝えする、タイ人の性格の特徴についてご紹介していきます。
外国といえば危険なイメージを持っている人もいるでしょうが、タイ人の性格の特徴を知れば、旅行に行ってみたい気持ちが大きくなる人も多いのではないでしょうか。
教育に熱心である
タイ人は、勉強をして知識を得たり、見聞を広めたりすることがとても大切だと考えています。
ゆえに教育熱心であり、自分に対しても子供に対しても、できるだけ高い教育を施したいと思っています。
この根底には、教育があれば人も国家も変えられるという理念がありますが、その理念はタイ全体での共通認識となっています。
そして教育に熱心な性格であり続けたために、タイは国家として大きく発展し、東南アジア諸国の中では屈指の裕福な国になりました。
人前では滅多に怒らない
タイという国に住んでみて、日本人の性格との違いに驚かされるのは、タイ人は人前では滅多に怒らないということです。
これはタイのマナーでもあり、人前で怒鳴り散らしたり、太々しい態度をとるということは、恥じるべき行為であるという信念があるからです。
ですから例え遅刻してきても、「マイペンライ(気にするな)」という言葉を使い、許してくれますが、怖いのは本当に心から許しているのかが分からないということです。
その証拠になるかは分かりませんが、タイは日本の数倍殺人事件が多いのです…
笑顔が基本
また、会話をするときなどは笑顔が基本とされており、頼みごとなどは笑顔で「いいですよ」と答えてくれるタイ人ですが、この笑顔には表裏があります。
日本人の多くの人が勘違いしてしまいますが、彼らはそういった国民性があるので「いいですよ」と言ってくれるのであって、調子にのって何でもかんでも頼んでしまえば、噂になり嫌われ者になってしまいかねませんので、ギブアンドテイクの精神が必要となります。
また、タイ人は頼みごとに対しては「ノー」ということは少ないですが、やっぱりできなかったといって、笑顔でごめんよと断ってくることもあるので、それほど悪印象を持つ人は少ないかと思います。
自己犠牲の精神
笑顔が基本を見ても分かるように、タイ人の性格には、自分さえよければいいという意識は少なく、自分を犠牲にしても誰かを助けたいという自己犠牲の精神が強くあります。