これもインド人の性格の特徴として覚えておいてください。
インド人は、自分にとって都合がいいときはどんなお願いでも引き受けてくれますし、太っ腹な態度を見せますが、自分に都合が悪くなると、自分に非があってもそれを認めず、無責任な態度をとるようになります。
よくいえば子供みたいと表現することもできますが、こういう性格的特徴をあらかじめよく理解しておかないと、長く付き合っていくのは難しいでしょう。
騙すことに抵抗がない
もちろんこれはインド人のほんの一部ですが、旅行者にとっては会う確率が非常に高いので、一応ご紹介しておきます。
インドに行ったことがある人は分かると思いますが、とにかくお金が大好きであり、詐欺師グループが非常に多いです。
詐欺師グループは旅行者狙いであり、ありとあらゆる方法でお金をむしり取ろうとします。
インドの法律が分からないことを理由に、警察に捕まると脅されてお金をむしり取られたり、タクシーに乗るとわざと時間をかけて車を走らし、倍以上の料金をとるといった光景も珍しくありません。
また日本語で近づいてくる人については、特に警戒心を持ちましょう。
詐欺グループは日本人の大半が英語ができないことを知っているので、日本語で近づいてくるのです。
もう一度言っておきますが、これはインド人の一部の人です。
おしゃべり好き
インド人は話題がとても多くて、おしゃべり好きな人がたくさんいます。
これはインド人の性格の長所といえる部分ですが、どんなことでもこちらから話しかけていけば、彼らは気さくに応じてくれます。
話題は豊富で、学問のことや社会情勢のこと、政治、経済、文化、宗教まで、どんな話のネタにも乗っかってくれるでしょう。
ただしおしゃべり好きではあっても、人の話を聞くことはあまり好きではないようです。
したがってこちらの話を聞いてもらうためには、いろいろな工夫をしなければなりません。
子供じみた性格の人が多い
自己中心的に振舞ったり、幼稚なことをいったり、急に無責任になったり。
まるで子供としか思えないような傾向を見せるのもインド人の性格の特徴です。
この点は、人の味方によって長所になったり欠点になったりしますが、何の先入観もなく初めてインド人と接した人は、大人っぽい雰囲気の外見と中身の幼稚さのギャップに驚かれるかもしれません。
しかし、子供っぽい性格に逆に親しみを覚える人もいるでしょう。
地域別に分類すればこうなる
北部
自尊心・自負心が強く、インド国内でも社交性が高くて精力的な人が多いと言われています。
南部
温和な性格が多い地域であり、教育も熱心なことから、日本人とは性格が一番合いやすいのかもしれません。
西部
商売の街であり、せっかちな人が多いです。インドの大阪といえば分かりやすいでしょうか。
東部
名店が多く存在する東部地区ですが、他の地域全てを3で割った感じと言われています。
ここに書いてある〝特徴〟に当てはまるインド人は私の周りに殆どいません。
この記事を書かれた方は、一体どのくらいのインド人をご存知で、どういう調査に基づいて書いているのか知りませんが、
人口が10億の国なので、色々な人がいますし、単純に計算し、良い人も、悪い人も、日本の10倍いると考えてください。
こうやって、『インド人は〜』って括りたがるのは、日本人の〝特徴〟なのですかね。