「あなたってニュートラルな人だね。」なんて言われると、「えっ?それは褒め言葉なの?」と疑い深くなり、「もしかすると嫌味で言われてるのかもしれない…」などと、不安になることは普通のことです。
普段の生活では聞かない言葉だけに、ニュートラルな人に見られる特徴やメリットデメリットを知ることで、素晴らしい意味であることも同時に理解できることでしょう。
この1ページを読むことで、本当の意味、性格面での特徴、良くない部分の全てが理解できます。
意味/良い意味なのか?
ニュートラルの意味は「中立、中間」であるため、ニュートラルな人の意味は「中立的な立場に立てる人」と捉えておくことが、最も分かりやすい意味となります。
また、この「中立的な立場」をさらに深く掘っていくと、「公平な立場で」「第三者的な立場で」「贔屓しない人」などの類似語が確認できることからも、ニュートラルな人とは悪い意味ではなく、むしろ良い意味で捉えることが正しい意味となります。
何らかの事件が起きた時に、第三者委員会が事実の確認を行うニュースが報道されますが、こうした人は中立な立場に立てる人であることからも、当事者からすればニュートラルな人であり、自分にとっては味方にも敵にもなる存在とも言えそうです。
故に、ニュートラルな人と評価された時には、「自分は高く評価してもらっている」とか、「自分の魅力である」と捉えるべきでしょう。
ニュートラルな人の特徴
えこひいきはしない
ニュートラルな人は公平な人であるため、えこひいきしないことが絶対条件で、贔屓目に見てしまうことは、片方だけの肩を持つこととなったり、または片方が悪いと決めつけてしまう要因そのものです。
例えば、一方から自分にとって都合のいい話を聞かされたとして、もう一方からも同じく都合のいい話を聞かされたとすれば、えこひいきする人は片方のみの証言を信じるなり、味方してしまうことでニュートラルな立場に立つことができません。
会社や学校でも同じく、えこひいきする人は中立的な立場に立つこともなく、最初から答えが決まっているかのような対応をしてしまうことが多く、贔屓目に見ている人ほど甘い対応を取りがちです。
えこひいきは不公平を感じさせる瞬間でもあるので、ニュートラルな人ほどこうした人が嫌いで、性格的にも全く合わないと感じることが多くなることは、類は友を呼ぶことが証明しています。
視野が広い
えこひいきしないニュートラルな人は、視野が広いからこそ中立的な立場に立つことができ、逆に視野が狭い人ほど贔屓目に見てしまうことが多くなります。
視野が狭い人にとっては、目の前にある環境こそが全てであるかのような捉え方をしているので、会社にとって大きなメリットとなるのか?という視点よりも、自分にとって利益となる存在かどうか?で物事を判断するため、自分に最も都合がいい人をえこひいきすることで、正当な評価をすることができません。
逆に視野が広い人は、会社にとって利益になるかどうか?で物事を捉えることができるので、どれだけ自分にとって都合がいい存在となろうが、会社にとっては不利益となる実力であることは、高く評価する理由とはなりません。
また、中立的な立場に立つためには、最初から決めつけるような固い頭となってしまえば、一方に不利な判断を下してしまいやすくなるので、柔軟な考えができる人でもあるとの表現も正しい特徴となります。
芯が強い/損得勘定で動かない
ニュートラルな人は見た目や能力で態度を変えることもなく、上司や部下の立場であっても公平な立場となって物事を考え、損得勘定のみで動かない芯の強い一面が魅力的です。
損得勘定が強い人であった場合、権力者に媚びた方が後々のメリットが大きそうだとか、イケメンの近くにいた方が自分の評価も上がるなどの、損か得かで物事を考えてしまった結果、どうしてもメリットが多い方の肩を持ってしまいがちです。
ニュートラルな人はそうではなく、自分の生き方にポリシーを持っていたり、一匹狼になってしまう不安に打ち勝てる人であるため、権力者であっても自分のポリシーを守り続け、どんな時にも中立的な立場に立つことができます。
こうした人は言葉に一貫性があることからも、頼りになるイメージを持たれやすく、劣位な立場の人がつい頼ってしまいたくなるような、強い心を持っている人が多いです。
話をきちんと聞ける
中立的な立場に立つためには、双方の話をきちんと最後まで聴き続け、どちらの言い分もしっかりと受け入れる必要があります。
早とちりな性格であったり、自分の意見をすぐ口にする人ほど、真実を追求しようとするよりかは、自分の思い込みで行動に出てしまうことが多くなるので、すぐに「こちらが悪い!」と決めつけ、片方の肩を持つ行動を起こしてしまいます。
こうした特徴が見られることは、ニュートラルな人ほど聞き上手であると表現することもできますし、自分の意見を相手に押し付けない魅力があることも、はっきりと分かりますね。
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