首をかしげる心理に隠された5つの思惑|癖と狙いの違い〜利点欠点も

「あれ?」と首をかしげる人に対して、「こいつ狙ってるだろ!」と内心思うことや、「なぜわざわざ首をかしげるの?」と疑問に思うことは普通です。

女性ともなれば、こうした人に対して「あざとい」などと判断することで、陰口の対象となってしまうこともある首をかしげる仕草には、ある狙いが隠れているからです。

はっきりと言いますが、首をかしげる人の狙いは「うわぁ」とドン引きするものもあるので、ドン引きしないための心がけもしておきましょう。

癖である可能性も十分に考えられますが、こちらの見分け方についても触れていくことで、相手の本音と狙いを丸裸にしていく記事となっています。

首をかしげる人の心理


計算した自分を見せている

あざとい人や計算高いと言われる人に見られる心理であり、首をかしげることで「見せたい自分を見せている」このタイプは、可愛い自分を見せることで相手に気に入られ、高い評価を得ようとしている人です。

特に女性に見られやすい心理であって、女性は印象操作が得意で様々な顔を持つ一面があり、人にとって態度や見せる顔を変えることが得意な性質を持ちますが、首をかしげることも違う顔を見せている瞬間なのです。

故に女性は、同性の前では首をかしげるような仕草を見せないように心がけますが、異性が現れることで自分が気に入られたいとの気持ちが芽生え、首を傾げて可愛い女性をアピールします。

心理学にて故意的に首をかしげることは主に、「可愛いと思われたい狙いがある」と考えられていて、動物が首を傾げてこちらを見つめている姿に、多くの人が可愛いと思うことを理解しているので、相手も同じことを思うだろうとの本音から、首をかしげる仕草を見せます。

また、計算高い人と気になる異性にアピールしている人は別だとも考えるべきで、計算高い人は腹黒い性格の持ち主なために同性から嫌われる一方で、気になる異性にアピールしている人は同性に嫌われる人が減少傾向にあります。

もしもあなたが首をかしげる仕草をアピールされた人であれば、「魅力的な自分をアピールしている」わけですから、決して悪い意味で捉えるべきではありませんが、腹黒い人かどうかの見極めは必要です。

 

物事を理解していない

会話中に相手に質問されたり、会話の内容が理解できない時にも首をかしげる人はたくさんいて、自分の意見を相手に伝えることが苦手であったり、自分に自信がない人ほど見られやすい心理となります。

こうした人は、会話中に相手に「理解できない」ことを伝えるのは、嫌われたりバカにされる原因だとネガティブに捉えるので、素直に会話の内容や質問が理解できないと口にすることができません。

だからこそ首をかしげることで察してもらおうとするわけですが、そのための手段が首をかしげることなのです。

これは、日本は本音と建前の文化が根強く残っていて、理解していないことを相手に伝えるのは失礼で、仕草で察してもらおうとの考えになりやすいことからも、日本特有の心理であるとも言えそうです。

ちなみに、こうした仕草を見せる人は精神年齢が幼い人も見られやいです。

分かりやすい例が、子供が大人に対して話の内容が理解できない時に、首をかしげて分からないことを必死に受け取ってもらおうとしますが、これはそうした時の対処法を知らないからこその仕草なのです。

もしも大人になっても首をかしげることで、理解していないことを伝えようとばかりする人は、社会を経験して成長していくはずの内面が、まだ幼い人である可能性が高い人です。

 

何か深い考え事をしている

人は深く考える時に首をかしげる動作が見られることもあり、基本的には手を顎に乗せる形が考える時の仕草ですが、考え事が深ければ深いほど首をかしげる仕草が見られがちです。

理由はとても簡単で、人は考えれば考えるほど視線が上を向いてしまうので、それにつられて顔も上に向いてしまうことが、首をかしげているように見えてしまうことがあるからです。

さらに人前で考えるとなれば、手を顎に乗せることは失礼だとの思いもあることから、視線と首が斜めに向くだけの形となることもあるので、一概にぶりっ子などと決めつけてはいけない理由がここにはあります。

後、いくら考えても答えが出ない時には「どうすれば…?」と疑問に思うことで、首をかしげてしまうことも十分に考えられます。

特に一人で殻に閉じこもることで、弱みを見せたくないとの気持ちが強い男性は、こちらの心理が当てはまりやすい人となることも覚えておきましょう。

 

自分を守るための手段である

自分を守るための手段とは、首をかしげることでその場を回避しようとしているわけではなく、子供の頃から首をかしげることでピンチを回避してきた癖が、今も抜けない人の心理です。

こちらに関してはあくまで癖なので、子供の頃に覚えた防衛方法が根付いているだけの人です。

例えば、親との約束を破って叱られることを恐れる子供は、首をかしげて可愛い仕草を見せたことによって、親が許してくれたことが癖づいてしまう瞬間で、「首をかしげることで許してもらえる」ことを知った子供は、何度も同じ手法を使うようになります。

こうした子供の頃の癖は他にもたくさんあって、ふざけることで親が自分に注目をしてくれた家庭は、大人になってもふざけることで恋人からかまってアピールをしたり、キレることで自分の要求を通していた子供は、大人になっても同じ手法で自分の要求を通そうとします。

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