思い出補正はなぜ誰にも起こるのか?心理と原因・危険な理由10項目

要は自分が理想に思う通りに事が進まなければ、気に食わない性格の持ち主なわけでありますが、こうした人は壁にぶつかることで過去の自分を思い出します。そして「過去の自分は完璧だった」ことを思い出すことで、妥協するという考えを持ちません。

その結果、完璧すぎることで他人に同じレベルのことを共有したり、こだわりが強すぎることで面倒な人間だと思われるなど、嫌われてしまう原因を自ら作ってしまうことになりかねません。

 

思い出補正への対処法

余韻に浸ればいい

まず無理に対処することなく、余韻に浸ることもありということを知っておきましょう。思い出補正というのは余韻に浸るだけであれば、それほどリスクを伴うような危険な心理でもありません。

危険な理由に全く当てはまらない方や、思い出補正としてその場を楽しむ程度で終わらせる事ができる人は、1日くらいは余韻に浸る事で過去の自分を懐かしみ、そして過去の自分を褒めてあげるといいです。

過去の自分を褒めるということは、今の自分へのモチベーションに繋げる事ができます。例えば、卒業アルバムを見て思い出補正がかかったとしても、あえて時間をかけることで気持ちを作っていく事ができれば、うまく気持ちの切り替えができたりもします。

 

不満を書き出す

思い出補正に浸るということは、現状の自分に満足していない可能性が高くなります。その不満の原因がどこにあるのか?を的確に見つけ出す事ができれば、過去の自分を思い出す必要も無くなります。

昔の自分は輝いていたと思うのではなくて、今の自分でも輝ける可能性があることを認め、どこが輝けない原因なのかを探ってみるのです。過去に戻りたいと思う人は、特にこちらの対処法を実行してみましょう。

人生の決断は全て自分で責任を持って行う必要があるわけですから、今の不満を解消できるのか?それとも解消しようともしないのか?の二択では、前者の方が人生をより豊かにできることは言うまでもありません。

 

今あるものに気づく

思い出補正により今が惨めに思える人は、今あるものに気づいてください。家族の大黒柱であれば、家族というかけがえのない存在を大切にし、家に帰ると暖かい我が家があることに気づくべきです。

特徴でも述べましたが、今あるものに気づくことができない人というのは、他人の良い部分ばかりが見えている人です。これではいつまでたっても幸せになることはできませんし、自分は不幸だと思い込むばかりです。

思い出補正がかかった時代だって、周りと比べればあなたが持っていない魅力はいくつもあったことでしょう。しかしながら、それでも昔は良かったと思える原因とは、ただ補正がかかっているだけなのですから、今を幸せに感じれることが最も重要なのです。

 

「まとめ」今を幸せに生きよう

思い出補正で過去に浸ることもいいですが、今を幸せに生きることができれば、未来の思い出補正はより素晴らしいものとなるはずです。今が幸せであればそれで良しと覚えておきましょう。

また思い出補正がかかることで、今日という1日を幸せに感じることができたのであれば、それも素晴らしい効果であると言えます。ダメなのは、昔は素晴らしかったけど今は最悪だと思い込むことであり、昔だって必ずダメダメな時期は存在したはずです。

良い部分ばかり切り取っては思い出し、今の自分を責めても何の問題解決にも至らないわけですから、そんなことをするのは無意味であって、あなたに与える影響は負のものばかりです。

思い出補正の心理の正体とは、人間が生まれ持った持つ性質のようなものですから、嫌いとかうざいとの感情を持つあなただって、必ず思い出補正がかかっていることをお忘れなく。

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