嘘を見破る方法|嘘の3つの特性と5つのタイプ分類で分析

また、相手に対して無自覚に嘘を付く人は、嘘を付いている本人にも自覚がなく、嘘の目的も定かではないため、嘘が見分けにくくなります。

こうした人は、「虚言癖がある」と表現されたりします。

嘘の5つのタイプ

それでは嘘の5つのタイプについて、それぞれ見ていきましょう。

1.気遣い

男女によくある気遣いの嘘の例を見てみましょう。
飲み会の席で、女性に「私、何歳に見える?」と聞かれた男性は、パッとみた感じでは30歳代半ばかな、と思いながらも、「29歳ですか?」と嘘をついたりします。

相手を喜ばせるために、明らかな嘘と分かりにくいギリギリのラインの年齢を言うことでしょう。

また、買物デートで女性が服を選ぶのを迷っている時に、「どっちの服が似合うと思う?」と女性に聞かれた時の男性も嘘をつきます。

男性はそのまま自分が思った方を答えても女性が喜ばないことを経験的に知っている場合、自分の意見をそのまま伝えることはせずに、「○○ちゃんはどう思う?」と質問を返したりします。

これは嘘とは呼べないかもしれませんが、コミュニケーションを円滑に進めるために、自分の思っていることを故意に相手に言わないという方法です。

また、相手が嘘をついていることに気付いていたとしても、波風を立てないために信じたふりをすることがあります。

上記の例でも、もしかしたら嘘をつかれた女性は、それが嘘だと承知の上で、喜んだふりをしているかもしれません。

そうなると、まるで何が本当で何が嘘か全く分からなくなって混乱してしまいますが、世の中、こうした悪意のない嘘で満ち溢れており、それが人間社会を成り立たせている潤滑油とさえいえるでしょう。

2.自己保身

他人に対して付く嘘として「1.気遣い」と同様、日常的に多く見られるタイプの嘘になります。

例えば、メールを見落としていて、相手から「あの件、どうなりましたか?」と督促をされた時に、「メールがスパムフォルダに入ってしまって気付きませんでした。」と嘘をついたりするようなケースです。

このような場合、嘘をついた人間を問い詰めても得るものがないので、害が小さいとして責められることは少ないでしょう。(そのメールが重大で多大の損失が発生する場合は別かもしれません)。

この種の嘘は、付いている本人も意図しなかった事態に対して、事後的につかざるを得ない嘘である場合が多いと思われます。しかし、こうした嘘に慣れてしまっている人(=嘘を付くことへの心理的抵抗が低い人)はタチが悪いので、しばしばこうした「言い逃れ」の嘘を付く人とは距離を置いた方が無難でしょう。

3.自分が何かを得るために相手を騙す

これは、「2.自己保身」を超えて能動的に嘘をつくタイプです。

男子が女子に対して身長を実際より少し高めに言ってみたり、年収を少し高めに言ってみたりして、自分に気を引こうとするような他愛のない嘘から、「詐欺」のような明らかな犯罪に至るまで多岐に及びます。

また、最近増えてきている「フェイクニュース」もこれに該当するでしょう。熊本の大震災の時に「ライオンが動物園から逃げ出した」として、コラ画像を捏造してまで、困っている人々を更に恐怖に陥れるようなことをして楽しむ愉快犯が現れました。

そして、この類の嘘が、付かれる側にとっては「見抜きたい」と思う嘘ではないでしょうか?

4.自分自身に嘘を付く

ここからは、心理学的な面が大きくなってきます。一般的な「嘘」の話とは種類が異なるかもしれません。

しかし、当の本人すら気づかないで自分自身に嘘を付く例は日常に溢れており、それが悩みやストレスの原因になっていることが多いため、こうした種類の嘘について知っておくことは大切なことです。

人は、自分の中に存在する矛盾を放置することができません。そこで、自分自身に嘘をついてでもその矛盾を解決しようとします。

例えば、やりたい事があるのにお金がなくて実現できない場合、「本当は別にそれをやりたいとは思ってなかったんだ」と自分に嘘を付いて、自分の悲しい気持ちを抑えようとします。

こうした諦めのための嘘が常態化すると、自分が本当にやりたい事が分からなくなってしまう、という状態に陥ります。

※関連記事「自尊心が低い人の特徴と原因 高める方法

5.反射的に嘘を付く

時として常習的な嘘つきと出会うことがあります。筆者自身もこうした嘘つきと数名、出会ったことがあります。

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