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いまや街中にお店が溢れかえっているにも関わらず、どのお店も比較的席が埋まっているカフェチェーン。

今回は、店舗数が700店を超える大手4社に絞ってアンケート調査を行い、各チェーンの人気比較とファン・アンチ双方の生の声を集めました。

「人気ランキング」と「アンチランキング」「各社に対する消費者の評価はどうなっているか？」を分かりやすくまとめましたのでぜひご一読ください。

また、「3大宅配ピザチェーン徹底人気比較【2020年】ファンとアンチの生の声も紹介」もよろしければ合わせてご覧ください。

4大カフェチェーンの人気比較まとめ

アンケート調査の結果、ファンもアンチも多く、最も存在感があったのが『スターバックス』でした。総じて、お洒落・センスの良い女子に人気、気取った雰囲気や混んでいるところが苦手な男子に不人気というのがスターバックスに対する意見でした。

次いで存在感があったのが、「好き」でスタバと同率首位、「嫌い」でもスタバについで2位だった『コメダ』でした。コメダは、”食べ物が好きで落ち着いた雰囲気を好む男性ファン”と、”そのセンスを嫌う女性アンチ”で構成されていました。

面白いのが、コメダが好きではないと答えた女性3名は全員スタバが好きと答えていることです。ちなみに「スタバが好きではない」と答えた男性はコメダかドトールが好きと答えています。

ドトールに関しては、回答に男女の差がなく、好きと答えた人は多く、好きではないと答えた人が少なかったので、皆に支持されていると言えるでしょう。

タリーズに関しては残念ながら支持が少なく、存在感がほとんどありませんでした。

今回のアンケート調査結果をまとめると、

「お洒落女性ファンの多いスタバ（男性アンチが多い）」「男性ファンの多いコメダ（女性アンチが多い）」「安さ・便利・気楽で皆に支持されるドトール」の3強

「他3社と比べると個性が弱く存在感の薄いタリーズ」1弱

となりました。

次章からは、結果の中身について詳しく見ていきます。

アンケートの集計結果・ランキング

【好きなカフェチェーン】スタバとコメダが同率で首位・タリーズが最下位

アンケートの結果、4大カフェチェーンのなかで「好き」という回答者が最も多かったのは『スターバックス』と『コメダ』でした。しかし、3位の『ドトール』との差はわずか1票しかなく、実質的にスターバックス・コメダ・ドトールの3強とタリーズ1弱という状況になりました。

男女別ではグラフを見てもらうと分かりやすいと思いますが、以下の順位となっています。

スターバックスは圧倒的に女性からの支持が多く、コメダとドトールは男性からの支持が多くなっているのが分かります。

【好きではないカフェチェーン】スターバックスが最多・ドトールが最少

一方で、4大カフェチェーンのなかで「好きではない」という回答者が最も多かったのは『スターバックス』で群を抜いていました。（*「好きではない」と回答したなかで、「行ったことがない」という理由の3名は除外しました）

男女別ではグラフを見てもらうと分かりやすいと思いますが、以下の順位となっています。

アンチ・スターバックスは圧倒的に男性が多くなっているのが特徴的です。女性はそれほど差が出ていません。

各社への回答の特徴

カフェチェーン各社に対する「好きな理由」「好きではない理由」の内容を基にして、消費者の各社に対する印象の特徴をまとめていきます。

スターバックスが好き・好きではない理由

女性の支持が圧倒的に多く、反対に男性のアンチも集中しています。

スターバックスを好きな理由としては「内装などの雰囲気が良い」「落ち着く」「メニューが好き」「サービスが良い」となっており、反対に好きではない理由としては「いつも混んでいる」「若い客が多く苦手」「落ち着かない」となっています。

当サイトでも過去にスターバックスについて取り上げた記事がありますので、興味がある方はぜひご覧ください。

ドトールが好き・好きではない理由

男女ともに好きな人が多く、嫌いな人が少ないという結果になっており、みんなから支持されていると言えます。

ドトールを好きな理由としては「安い」「便利」「気楽」。反対に好きではない理由としては「味の好みが合わない」「タバコの匂いが苦手」となっています。

コメダが好き・好きではない理由

比較的に男性の支持者が多めで、女性の不支持者が多いというのが特徴になっています。

好きな理由としては「食べ物が美味しい（特にシノロワール）」「落ち着く」「地元愛」。好きではない理由としては「食べ物の嗜好が合わない」となっています。

タリーズが好き・好きではない理由

結論づけるには回答者の母集団が少なすぎるのですが、好きではないと答えた人4名全員が女性となっているので、女性からの支持が少ないのが特徴と言えるでしょう。

好きな理由は「好きな食べ物がある」、好きではない理由は「味の好みが合わない」「特別感がない」「サービスが悪い」「高い」とバラバラです。

アンケート結果の概要

回答者の属性

アンケートは、2020年3月7日に実施し30名から回答を集めました。回答者は男性14名（30〜40代中心）、女性16名（30~40代中心）となっています。

対象カフェの利用状況

「一ヶ月間に対象のカフェチェーンに行く平均回数（選択式）」を尋ねたところ、「4-6回」と答えた人が14名で全体の47%を占め、次いで「1~3回」6名、「13回以上」5名と続いています。

好きな理由・好きではない理由についての生の声

それでは、4大カフェチェーンの各社に対するファンとアンチの生の声をご紹介します。

スターバックスに対するファンとアンチの声

ドトールに対するファンとアンチの声

コメダに対するファンとアンチの声

タリーズに対するファンとアンチの声

4大カフェチェーン徹底人気比較【2020年】｜まとめ

如何でしたでしょうか？

「お洒落なスタバ」「食べ物が美味しく落ち着くコメダ」「安くて気楽なドトール」と、それぞれ個性を発揮して消費者の支持を集める3社の様子がはっきりと分かる調査結果でした。

その一方で、競争ひしめく中でスタバのようなハイセンス・高級路線でもなく、ドトールのようなロープライス・気楽路線でもなく、かといってコメダのような特徴も出せていないタリーズの今後が心配になります。

とはいえ、アンケート結果においても、筆者個人の感覚でも特段の不満があるわけでもないので、上位3社が強すぎるというべきでしょうか。

特徴.COMでは、今後もカフェチェーン業界をウォッチし続けたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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