店名に「安」が入っているのもあり安い焼肉チェーン店と聞くと、多くの人が安楽亭を思い浮かべるのではないでしょうか。
安くて美味しい焼肉店として有名な安楽亭ですが、まずいと思っている人もいるようです。
ここでは、安楽亭がまずいと思う理由について解説していきます。
安楽亭について
安楽亭の歴史は意外と古く、創業は1978(昭和53)年の11月となります。
株式会社「安楽亭」を設立し埼玉県川口市に本店の所在地を置きました。
1985(昭和60)年には伊藤忠商事(株)と資本提携。1992(平成4)年に100店舗体制となり、5年後の1997(平成9)年の12月には倍の200店舗へと成長しています。
翌年の1998(平成10)年には運営機能の強化のため埼玉事業部、西部都下事業部、千葉事業部、神奈川事業部の4事業務を設置。
1990(平成12)年には平成11年度優良フードサービス事業システム改善部門において、農林水産大臣賞を受賞しています。
さらに、焼肉店舗だけではなく中華レストランやイタリヤカフェ、和食系のレストランをオープンさせるなど事業を展開。
安楽亭においては2016(平成28)年に東南アジア地域への事業拡大を目的として100%出資による安楽亭ベトナム有限責任会社を設立し、翌年にはベトナム1号店をオープンさせました。
安楽亭は「美味しい焼肉をすべての人々へ」という想いをもとに「いつも安心して美味しい焼肉をお腹いっぱい食べられる店」を目指して日々薫陶しています。
一例として安楽亭では脂肪注入肉や結着肉は一切使用せず、100%無添加の自然肉だけを使用し、米や野菜も産地や品質にこだわっています。
安楽亭がまずい理由
他のチェーン店では脂肪注入や結着肉を使用するのが当たり前のなか安楽亭では使用せず、さらに日本だけにとどまらずベトナムにも店舗を置いている安楽亭。
美味しいと思う人が多いと思われがちですが、安楽亭はまずいと思う人も存在します。
ここからは、安楽亭がまずい理由について紹介していきます。
①肉が水っぽい
- 「久しぶりに焼肉が食べたいと思って、安楽亭のランチメニューを頼んだら肉が水っぽくて肉の味が全然しなくてまずかった」(30代・男性)
- 「安くて便利だと思いママ友と安楽亭でランチしに行ったら、冷凍の肉なのか水っぽくてまずかった」(30代・女性)
- 「安いからと部活帰りに安楽亭に寄って、肉を頼んだら水っぽかった。家で食べる肉の方が美味しいと思った」(10代・男性)
肉は水っぽいと焼いたときに肉のうまみ成分が流れ出してしまい、格段に味が落ちます。
安楽亭は脂肪注入などの加工肉ではなく、自然な肉を使っていることで有名ですが、もしかしたら冷凍の肉は使っているのかもしれませんね。
冷凍肉の場合は焼くまえにしっかりと解凍して、余分な水分を取ってから焼くとよいです。
②肉に筋が多い
- 「家族で安楽亭に食べに行ったときのこと、すべての肉に筋が多くてとても噛み切れなかった」(70代・女性)
- 「仕事帰りに1人焼肉をしようと、安楽亭に行ったら筋が多くて噛み切れずなかなか飲み込めなかった」(40代・女性)
- 「上司が安楽亭でランチを奢ってくれたのだが、正直筋が多い肉でまずかった」(20代・男性)
肉に筋が多いと固く感じ、なかなか噛み切れなくて飲み込めませんよね。
噛み過ぎてしまいには味が無くなって肉自体まずく感じてしまいます。
特に子どもや歯が悪いお年寄りには筋が多い肉は食べるのに一苦労です。
安楽亭は自然肉を使用していることから筋が多いのは仕方がないという意見もあるようですが、しっかりと筋を切るなどして下ごしらえする必要はあります。
③肉が薄い
- 「運動した後に腹が減ってみんなで安楽亭の食べ放題に行ったけど、肉が薄過ぎてまずかった」(10代・男性)
- 「女子会を開こうとして、たまには焼肉がいいと安楽亭の食べ放題にしたんだけど、肉が薄過ぎて・・・まぁ安いし、しょうがないとは思ったけど、なんか残念」(20代・女性)
- 「安いからしょうがないっちゃしょうがないんだけど、肉が薄くて肉食べているのかタレ食べているのか、わからない時がある」(30代・男性)
店舗によっても違いかあるのかもしれませんが安楽亭は値段が安くて食べ放題もあり、特にそのような場合は肉が薄いということがあるようです。
コストを抑えるためにはそういうところで努力をしなければならないことはわかっていますが、実際に食べに行って肉が薄いと残念な気持ちにはなりますよね。
④タレがまずい
- 「安楽亭のタレは基本的に甘くてまずいと思う。辛口も用意されているが辛口も甘い」(20代・男性)
- 「近くに安楽亭があるから子連れでママ友たちとよく行くが、子どもたちにとっては甘くて美味しいタレだと思うが、辛い物好きの私にとっては辛口のタレでも甘すぎてコチュジャン足しても美味しいとは思えない」(30代・女性)
- 「安楽亭は安くて良いと思うが、どうしてもタレが自分の口に合わなくて残念」(50代・男性)
タレの好みは人それぞれです。
しかし、焼肉は肉とタレとのハーモニーが非常に大切で、タレの良し悪しが重要となります。
タレが美味しいと、ご飯とタレだけで十分という人もいますし、逆にタレがまずいと肉自体もまずいと感じてしまいます。
また、安楽亭のタレは基本的に甘いといわれていますが、老若男女すべてに受け入れられやすいという理由から、全体的に甘くしているのではないでしょうか。
⑤スープ類がまずい
- 「営業回り先でランチを食べようと安楽亭に入ったのだが、ランチについてきたわかめスープがまずかった」(30代・男性)
- 「店舗によるのかもしれないけど、この前ランチについてきたスープはただのお湯にわかめとネギを入れただけのような味で不味すぎた」(20代・女性)
- 「安楽亭のスープは出汁というか、そういう味があまりしなくてまずいと思う」(40代・男性)
店側にとってスープ類は焼肉とは関係がないだろうと思うかもしれませんが、食べに行くお客にとってはスープというのは結構大事なものです。
特にさっぱりとしたわかめスープやたまごスープは焼肉のこってりとした口中をあっさりとリセットさせてくれ、次の焼肉を受け入れる体制を整える役割もあります。
美味しい焼肉店の条件として肉の質やタレなどはもちろん、スープの良し悪しも重要となるのです。
⑥不衛生に感じる
- 「チェーン店だからか、箸や取り皿が汚い」(30代・女性)
- 「この前行った安楽亭で、店員が食器を下げる際に肉の乗っていた皿からトングを外し、食べているタレの皿に乗せた。生肉の血などが付いたかもしれないから、そのタレ皿は使えなくなった」(30代・男性)
- 「店舗や店員によって違うかもしれないけど、生肉用と焼けた肉用のトングを分けてくれないことがあって、不衛生だと思った」(30代・女性)
飲食店の基本は料理の味や価格、サービスではありません。来店するお客の安全です。
いくら安くて美味しくても食中毒などの危険があると客は来ません。
不衛生な店での食事は、どんな料理が提供されようが不安でまずくなります。
チェーン店だからとかアルバイトだからとか関係なく、飲食店で働くすべての人に衛生上の教育は徹底してなされるべきです。
⑦接客態度が悪い
- 「忙しいときに行ったからか、店員の態度が悪すぎた。何を聞いてもムスっとした感じで、気分が悪くなった」(40代・女性)
- 「少ない人数で回しているからか、店員のイライラ感が半端なかった。美味しいものも美味しく感じない」(20代・男性)
- 「店舗によるのかもしれないけど、店員の接客態度が気になることが多い」(20代・女性)
接客は料理の味とは直接関係のないことかもしれません。
しかし、気分によって料理の味は変ってくるものです。嫌いな人や嫌なことをされた人と一緒に食べる料理は美味しいとは思いませんよね。
それと同じで、店員の接客態度によって料理の味も変わってしまいます。
低価格だからとあきらめの声も?
安楽亭がまずいと思う理由は色々ありました。
客の味の好みもありますが、店舗によって違いがあり、店員によっても違いがあるようです。
安楽亭は基本的に低価格で焼肉が食べられることもあって、多少まずくてもしょうがないと思う人も多いです。
店員に対する教育によって簡単に改善できるものもありましたので、そこは早急に改善して欲しいですよね。
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