日本全国だけなく海外にも店舗を構えるまで急成長した大人気チェーン店舗の丸亀製麺。
「うどんにコシがあってモチモチで美味しい!」といった声が多くある一方で、中には「まずくて二度と行きなくない!」という厳しい意見も聞かれます。
巷で美味しいと評判の丸亀製麺がまずいと思っている人の意見について、丸亀製麺がまずいと思う人のリアルな声を基にお届けしていきます。また、アンチの声があがる理由についても紹介していきます。同時に、美味しいと思っている人の意見もご紹介することで客観的に判断できるようにしています。
あなたがこの記事を読むメリットは、期待して丸亀製麺のお店に行ったにも関わらず、「あれっ?美味しくないぞ!」と思ったときに、その理由について納得し、共感できることです。
丸亀製麺について
丸亀製麺は、もともと昭和60年に兵庫県加古川市で創業した焼き鳥居酒屋店「トリドール三番館」が始まりでした。
平成2年に有限会社トリドールコーポレーションを設立し、平成7年に株式会社トリドールに組織変更。
そして、平成12年の11月セルフうどんの新業態として「丸亀製麺加古川店」を兵庫県加古川市にオープンさせたのです。
そこからわずか11年で国内500店舗を達成し、平成29年にはアメリカ本土のロサンゼルスに出店するまでに成長を遂げました。
丸亀製麺は「生きたうどん」をモットーにしており、全国すべての店舗で製麺担当の職人が、小麦粉から季節やその日の温度などに合わせて細かな調整をおこない打っています。
また、麺は国産の小麦にこだわり、原材料は小麦粉と水、塩だけとシンプルな美味しさを追及し、打ち立ての新鮮な生きたうどんを提供。
さらに、丸亀製麺は茹でたての麺にこだわっており、茹でたてのうどんの麺は角ばり四方がくびれています。
このくびれが良いうどんの証と考え、丸亀製麺では「カドが立っている」という言い方をし、麺の中心にほんのり芯が残って弾力あるコシを生むそうです。もちろん出汁にもこだわり、各店舗で毎日丁寧に出汁を引いています。
丸亀製麺がまずいと思う派の意見5つ
素材にこだわり、麺や出汁、すべてにおいて丁寧に仕上げて店舗も順調に増やしているのを知ると、多くの人がより一層、「丸亀製麺は美味しいはずだ!」と思うかもしれません。
しかし、実際にはまずいと思っている人が存在するのも事実です。
ここからは、丸亀製麺はまずいと思っている人たちのリアルな声を基に、原因を5つに整理して紹介していきます。
①うどんの麺が硬すぎる
- 「もともと歯が弱い私にとって、丸亀製麺のうどんの麺は硬すぎてまずい」(60代・女性)
- 「うどんはやわらかいのが好きだから丸亀製麺のうどんは硬すぎて美味しいとは思えない」(20代・男性)
- 「丸亀製麺のうどんはコシが強すぎて、柔らかいうどんが好きな人にとっては茹でが足りないんじゃないのかと思ってしまう」(50代・男性)
- 「福岡のうどんはやわらかいのが特徴で、小さいころからうどんといえばやわらかいものだと思っているので、丸亀製麺のうどんは硬すぎる。福岡生まれの僕にとっては生のうどんを食べているようでまずい!」(30代・男性)
丸亀製麺のうどんは茹でたてでコシがあるのが特徴です。
それが売りでもあり、人気があるのですが、特に柔らかいうどんをよく食べる地域の人や、コシがあるうどんが苦手な人にとっては丸亀製麺のうどんは美味しいとは思えないようです。
②メニューの温度が逆!
- 「寒い日に暖かいうどんを食べようと思って頼んだが、ぬるくてがっかりした」(30代・女性)
- 「釜揚げうどんがぬるいときが多くて腹が立つ!」(20代・男性)
- 「暑い日に外まわりをして、冷たいうどんと食べようと思ったが、ぬるくて気持ち悪くなった」(40代・男性)
うどんや麺類は料理の中で特に温度が重要となります。
例えば、寒い時期に体を温めたくて暖かいうどんを頼んだにもかかわらずぬるかったりすると、味は美味しいのに、まずいと感じるものです。
逆もしかりで、暑い日に冷たいうどんを食べたいと思って出てきたうどんが、ぬるかったりすると腹が立ってそれだけでまずく感じます。
温かいものは麺とだし汁をしっかりと温めて、冷たいうどんは釜から上げたらしっかりと冷水で締め、おつゆも冷やしておくことが大切です。
③ネギが乾燥している
- 「丸亀製麺でよくうどんを食べるが、薬味のネギが古くて乾燥しきっていたり、揚げ玉が揚げ過ぎで固かったりすることが多くてまずい」(30代・男性)
- 「薬味のネギが乾燥し過ぎて、とても食べられる状態じゃなかった」(60代・女性)
- 「薬味の揚げ玉がサクサクしていなくてまずい」(20代・男性)
丸亀製麺ではネギや揚げ玉、ゴマなどの薬味が無料で取り放題となり人気となっています。
しかし、無料だということで店員の手が行き届かないのか、その薬味の質が悪いときがあるようです。
本来、薬味というのは料理の風味や食感を増し、食欲を増加させる目的があります。
その薬味(うどんの場合は特にネギが重要)が古かったりすると、食欲を衰えさせ、料理そのものにまずいというイメージを与えかねません。
④天ぷらがまずい!
- 「うどんと天ぷらを一緒に頼んだのだが、天ぷらが揚げ過ぎで衣がカチカチとなっていて、危うく口の中を切りそうになった」(40代・男性)
- 「かき揚げが大好きで、うどんと一緒に頼んだが、中がべちゃべちゃで残念だった」(50代・女性)
- 「大好きなエビ天がサクサクではなくて、衣が硬く、中のエビも水分が抜けてパサパサしててまずかった」(20代・女性)
- 「天ぷらが揚げたてじゃないのを取ってしまうと、8割がた中がべちゃべちゃしていてまずい」(30代・男性)
丸亀製麺では多くの人がうどんと一緒に天ぷらを頼みます。
店舗側はアツアツでサクサクの揚げたてを売りにしていますが、客の入り具合や店舗によっては、揚げたてを提供できない場合もあるようです。また、天ぷらは本来揚げた瞬間から時がたつにつれてドンドン味が落ちていく食べ物だといわれています。
うどんと同様、天ぷらも奥深く繊細な食べ物ですので、揚げる人によっても仕上がりが変わり、まずいと感じる人も多くなってしまうのかもしれません。
⑤店員の態度が悪い!
- 「サービス業の基本である挨拶をしてくれないなぁと思っていたが、他の人には挨拶をしていることに気がついた。よく見たら自分は安いメニューだった。最低だと思った」(20代・男性)
- 「店員の雑談が気になる。パートなのか、おばちゃん同士がイケメンがどうのとか、くだらない話をしていた。そういうのを見るとあきれて料理もまずくなる」(30代・男性)
- 「えび天が無く、店員に揚げてくださいとお願いしたら、無言で”はぁ?”みたいな顔をされて、とても気分が悪くなった。揚げてはくれたものの気分が悪くてまずかった」(30代・女性)」
- 「久しぶりにうどんが食べたくなって行ったのはいいが、来店してから帰るまで、いらっしゃいませ、ありがとうございましたなど、何も言われなかった。ものすごい感じ悪かった(20代・男性)」
店員の態度が悪いというのは、料理の味には直接関係のないことかもしれません。
しかし、飲食店での店員のサービスの良し悪しは、料理の味をも変えてしまうほど大切なものとなります。
出された料理を食べる環境も、人が美味しいと感じる重大な要素となるからです。
例えば、子どもの頃母親が美味しい料理を出してくれても、そのまま食べるのと母親に怒られたあとに食べるのとでは美味しさが違うのと同じです。
飲食店で料理を美味しく食べるには、店員の良いサービスが重要となります。