綺麗事ばかり言う人の心理と特徴9選

綺麗事ばかりを言う人というのは、いつも口だけで行動が伴わず、結局のところ、口だけは達者であるといったイメージを持たれやすいです。

綺麗事ばかりを並べて、世の中その通りに動くと誰も苦労もしませんし、悩み事もぐっと減ることでしょう。

そんな綺麗事ばかり言う人の心理と特徴を暴露し、相手が本当に望んでいるものを読み解いていきます。

綺麗事を言う人の心理

自己宣伝している

自己宣伝とは、自分のことを宣伝しているという意味であり、自慢話や自己アピールすることがこれに当てはまります。

心理学の世界では、綺麗事ばかり言うことによる自己宣伝のことを、印象操作と呼び、自分がイメージする良い印象を相手に与えることや、異性を前にすると急に態度が変わることなども、全て印象操作であります。

簡単に言い換えると、綺麗事ばかり言う人というのは、自分がいかに素晴らしい考え方を持っているのか?自分がいかに能力のある人であるのか?というアピールをしているのであり、自己宣伝が失敗した結果、綺麗事ばかり言う人であるという印象を強く与えてしまっているというわけです。

この印象操作は誰でも行なっていることであり、失敗するとあまりいい印象を持たれなくなるという特徴があるだけに、綺麗事ばかりを言う人は自分の失敗に気づいていません。

ちなみに、綺麗事という自己宣伝が成功すれば、能力がある人であると周りから思われ、自己評価が高まるというメリットを得ることができます。

 

誰かに認められたい

上辺だけの見解を述べる人や、表面上では良いことを言っているような人というのは、とにかく自分が他人よりも下だということを認めたくない、自分の失敗を絶対に認めたくないという心理が働き、綺麗事ばかりを言っている可能性も考えられます。

誰かに認められたいけれど、その欲求が満たされない時、自分のプライドが傷つくのを恐れるために、見栄を張って自分を大きく見せようとします。

これこそが綺麗事を言うといった結果に繋がり、実際に行動で示すことができないにもかかわらず、他人に認められたいという強い気持ちから、カッコいいセリフを並べて、自分を大きく見せようとしているのです。

このタイプの人間は、とにかくプライドが高いという特徴が見られるだけに、プライドが傷つけられるような発言をされると、とにかく感情的になり、攻撃的になってしまうという傾向が強く見られます。

もしもこのタイプの人間との付き合いを続けていくのであれば、極力プライドを傷つけないような発言をし、綺麗事に関してはスルーするくらいの対処をとっておくといいでしょう。

 

自分を否定したくない

ポジティブな発言を信じて努力してきた人や、ポジティブ思考でありたいと思っている人は、「努力は必ず報われる」などのポジティブな言葉を信じ、日々成長していく人がたくさんいます。

そうした人たちは、どんな時にでも努力は必ず報われるといった言葉を信じることで、自分の今までしてきたことを否定したくない、または必ずいいことがあると信じ、気持ちを奮い立たせているのです。

ここでもしも、努力は必ずしも報われるわけではないということを認めてしまえば、今まで自分がしてきたこと全てを否定することとなるので、自分を正当化するためにも、多くの人がこうした言葉を信じて、明るい未来に向けて日々努力を重ねています。

このような綺麗事ともとれる言葉は、賛否両論がある一方で、ネガティブな発言ばかりする人よりも、こうしたポジティブな発言をしている人の側にいる方が、自分も得るものが多いのではないでしょうか。

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