運転嫌いな人の中には、運転するだけでも一日の体力を全て使い切ってしまうほど、精神的にやられてしまう人もいます。
私も運転嫌いだった過去があったので、その気持ちは痛いほど理解できますが、なぜ運転嫌いになってしまうのか?という理由を追求していったところ、様々な原因が見えてきました。
リスクと責任が重みに
運転手は同乗者の命を預かっていて、万が一のことがあった場合には、全ての責任を負わなければなりません。
運転嫌いな人の特徴としては、こうしたリスクと責任が重みになってしまい、リスク回避を選ぶ傾向がみられます。
なぜ運転免許を取ったのか…?と思われる方もいるかもしれませんが、これは逆を言えば、運転することにしっかりと責任を感じている証拠であり、自分のことをきちんと理解できていると考えることもできます。
運転手にはリスクと責任が常につきものだという事実を、私たちは忘れがちなのもまた事実です。
とにかく疲れる
リスクと責任が重みになったり、運転が苦手だという人にとっては、とにかく運転に神経を使うことで運転後にヘロヘロとなり、家でぐったりとしてしまうことも珍しくありません。
例えば、高速道路に慣れていない人や運転に自信がない人は、周りがどんどんと80キロ以上のスピードで追い抜く現実に、絶対にぶつけてはいけないと神経を尖らせ、体をガチガチにして運転することでしょう。
あなたも初めての高速道路運転を思い出してみると、体がガチガチで、ワクワクと不安が入り混じっていたのではないでしょうか。
運転嫌いな人にとっては、この気持ちが一般道路でも続いてしまうので、とにかく運転することが苦で仕方ない状態なのです。
また、助手席の方が楽だし、運転下手ではないけれども面倒だという人も、こちらに当てはまります。
過去のトラウマ
免許を取ってすぐに事故を起こしてしまったり、事故の相手が怖い人で怒鳴られたなど、過去のトラウマが払拭できずに、車を運転することから遠ざかってしまう人は後を絶ちません。
運転上達には必ずたくさんの経験が必要となり、多くの人が初めのうちに何らかのミスを犯してしまいがちです。
こうした過去のトラウマが原因で運転をしなくなった人にとっては、久しぶりの運転自体が恐怖であるに加え、ミスを犯した同じシュチュエーションに遭遇することを、何よりも不安に思ってしまいます。