国民的アニメのドラえもんですが、世の中には「ドラえもんが嫌いだ!」と主張する人がいて、心の底から楽しんで見ることができない人がいます。
もちろん大人から子供まで、幅広い年齢層に人気のドラえもんが好きである人が、圧倒的に多いことも事実ですが、なぜ一部の人はドラえもんを嫌いになってしまうのでしょうか?
その理由やアンチの声について、幅広い層の声や本音を暴露していきます。
ドラえもんが嫌いな理由/アンチの声
見ていてイライラする
何をしてもダメ男で、だらしない私生活にイライラする感情を覚える人は、ドラえもんを見ていて楽しめない人であり、のび太のダメな部分ばかりが目につくことで、本来のドラえもんの良さを楽しめない人は、ドラえもんを嫌いになります。
のび太といえば、自分一人で乗り越えようとしないことが多く、どんな時でもドラえもんを頼ればいいという考えなので、こうした甘ったれた考えが大っ嫌いな人にとっては、のび太を心の底から嫌いになってしまうことでしょう。
もちろんのび太以外にも、ジャイアンの態度やスネ夫の挑発的な態度にイライラしたり、親の行動にイライラする人もいるので、この理由は様々なものがあります。
「あー、なんでそんなことするかなぁ。」と、アニメのキャラクターに対して真面目に考えてしまう人ほど、ドラえもんという世界観を楽しむことができず、ストレスが溜まってしまうのです。
後先考えないバカだから
のび太が後先考えないバカであることは、キャラの設定上仕方のないことですが、毎回同じような失敗やミスを犯すのび太に対して、「いい加減に学べのび太!」と、イライラしてしまう人も、ドラえもんが嫌いになる理由です。
他にも、小学生高学年なら流石にわかるだろう…と思うようなミスの連発に、「なんだこいつ。呆れた」と思ってしまったり、「前回も同じようなミスしてたじゃねーか!」などと思ってしまうことも、ドラえもん嫌いな人が抱く感情あるあるの1つです。
世の中にはバカが嫌いな人がいますが、こうした人にとってはのび太も同じように許すことができず、「怠け者で何もできないくせに、ドラえもんばっかり頼ってんじゃねーよ!」と怒りがこみ上げ、チャンネルを変えてしまった経験がある人も、アンチの中にはいるのではないでしょうか
ドラえもんがのび太をダメにしている
ドラえもん嫌いな人の中には、ドラえもんが甘やかすからこそのび太がダメ男になると主張する人もいて、どんな時でもドラえもんに頼るのび太が変われないのは、ドラえもんが全て悪い!と考える人も、ドラえもん嫌いでアンチの声に比較的多いです。
確かになにかあるごとにドラえもんに頼り、泣きつく事ですぐに道具を出してしまうドラえもんは、真面目に生きてきたり、嫌なことから逃げない人生を送ってきた人からすると、「甘やかすな!」と言いたくなる気持ちもわかります。
また、時にドラえもんはのび太に厳しい態度をとることもありますが、結局は「可哀想」や「仕方ない」という気持ちから、助けてしまうドラえもんの優しさに、「その優しさはのび太のためにならないよ。」と、親目線で考えてしまう人も、ドラえもんを嫌いになりやすいです。
親のしつけが悪いから
のび太が何もできないダメ人間に育ったのは、親のしつけが問題であると指摘する人もいて、そもそも嫌なことにはチャレンジしようともせず、すぐに諦めてしまうのび太に対して、「親がきちんとしつけしろ!」と主張する人も、ドラえもんを楽しめません。
現実世界で考えると、のび太に必要なのは親のしつけであることは正論でありますが、それでは楽しいアニメを作ることができないにも関わらず、どうしても現実世界の常識と主張してしまう人がいることも、ドラえもん嫌いが減らない原因です。
確かに、親がしっかりとしつけすればドラえもんは不必要ともなりそうですが、それでは国民的アニメのドラえもんが終わってしまうことにもなるので、こうした理由も考えれない人は、クレーマー気質が見られる人であるかもしれません。
暴力やいじめの正当化
今でこそジャイアンの暴力的シーンは減りましたが、昔はよくジャイアンがのび太を殴る蹴るのシーンが放送されていて、これが「子供に悪影響だ!」と主張する人も、ドラえもんが嫌いになる理由です。
他にも、「いじめじゃないのこれ?」という理由から、ドラえもんに対して嫌悪感を覚える人もいて、実際に同じように暴力的ないじめにあっていたり、子供がジャイアンに憧れてしまったなどの経験がある人は、ドラえもんが全て悪いと捉えてしまうことも仕方ありません。