子供から絶大な人気を誇るポケモンですが、中には子供であってもポケモン嫌いな人がいたり、大人になってからポケモンが嫌いになった人もいます。
一見愛らしくて可愛いポケモンに対して、嫌いになる感情は考えにくいとも思いがちですが、ポケモンアンチが増え続ける理由の中には、驚くべき理由でポケモン嫌いとなってしまった人もいます。
ここではポケモンアンチの主張を述べることで、嫌いになる心理に迫っていきます。
アニメ嫌いな人の意見
サトシが嫌い
サトシが嫌いという人の意見の多くは、のび太が嫌いだとの意見と被ることが多く、サトシは新しい地方に行くとすぐに調子に乗ることに加えて、毎回のように同じ失敗を繰り返しては、仲間やポケモンに助けられることを繰り返しています。
これに対して「いい加減学べよばか!」とイラつきを隠せない人がいて、空気の読めない言動やポケモンの知識が深まらないことに対して、不信感を抱く人が後を絶ちません。
他にも、ロケット団の罠をいつまでも見破ることができないとか、ピカチュウだけを溺愛して差別しているなど、サトシの純粋すぎるとも取れる言動の1つ1つが、ポケモンに対して嫌いな感情を植え付け、イライラさせる原因となっています。
マンネリ化とネタ切れ
アニメポケモンは1997年から放送が始まり、通算放送1000回を超えた長寿アニメとして有名ですが、いつまでも終わらず毎回のように同じ展開が続くことで、視聴者は飽きがきてしまい、見ていても楽しいとは思えません。
マンネリ化してしまうと、「もうどうでもいいや」と思ってしまうのは当然のことですが、自分の「早く終わって欲しい」という本音とは裏腹に、いつまでも人気を誇るポケモンに対して、イラつきを覚えてしまうのです。
すると結果的に、大好きだったポケモンが気づけばアンチに変わっていて、「さっさと終われよ!」という要望が叶わない限りは、いつまでもポケモンの情報を仕入れることで、イライラしっぱな時の状態となってしまうことが、ポケモン嫌いを加速させてしまいます。
人気ポケモンが優遇されがち
ポケモンは昔から人気ポケモンが優遇されがちで、ゴーストタイプや見た目がイカツイポケモンは、常に悪者としてサトシ達にやっつけられるシーンが多くありました。
こうしたシーンを見てきた人からすれば、「なんでゴーストタイプは悪者なんだよ!」と不満を抱いたり、「人気ポケモンだけ可愛がられるのかよ!」などと、どんどんと不満が積もっていきます。
一度こうした感情を持つと人は、同じようなシーンでは過去のように楽しくアニメを見ることができず、何が楽しいのか分からない状態となってしまうため、ポケモンをつまらなく感じてしまったり、不満から嫌いな感情が強くなってしまうのです。
手当が遅いのが可哀想
アニメポケモンはバトルシーンもリアルに再現しているため、ポケモンがボロボロになるまで戦わせたり、大きな傷を負っても頑張らせるトレーナーに対して、「可哀想だろ!」との意見を持つ人もいれば、「さっさと治療してあげろよ!」と主張する人もいます。
アニメでは多くの場合、すぐにポケモンセンターに連れて行くことはなく、むしろ連れて行かないでも自然と回復していることがほとんどであるため、「はぁ?意味不明だわ」と呆れてしまったり、「傷ついたままで放置なんて冷たいトレーナーだ」と思うことで、ポケモンのイメージがネガティブなものへと変わってしまいます。
確かにアニメポケモンでは、いい勝負を演出するためにも一方的にやられるシーンが多々ありますが、ボロボロになってまで戦うことに対して、感謝の気持ちを持っていないトレーナーは、大人が見るとイラっとしてしまったり、なんだこいつと不信感を覚えてしまう瞬間でしょう。
戦わせる目的が不明
子供向けのアニメであれば、悪者を倒すのが王道なのに対して、ポケモンは正義同士でも戦わせることがどうも納得できず、大人からすれば「なんの目的で戦っているの?」と疑問に思うことがあります。
ポケモンは本来、ポケモンマスターになることが目的であるのに対して、何年経ってもマスターになれないどころか、ポケモンが初期化してしまう謎の現象に、「戦わせる意味ないじゃん」と、大人ならではのツッコミを入れてしまう人も。
ポケモンマスターになりたいからといって、ポケモンを道具のように戦わせる姿には、理解を示せない一定の人がいるのも確かで、こうした人にとっては戦闘物のアニメ自体が苦手であったり、暴力シーン自体が苦手である人も多いです。