さらに安いスーツや私服で参加することは、「お金ないのかな?」と勘違いの要因ともなるため、安く済ませようと私服で成人式に参加してしまうと、内心見下される瞬間となることも考えられます。
お金は両親が出してくれる家庭も多いですが、「これだけ多額の支払いが応じるなら、一人暮らしの時に出して欲しかった…」などと、後々後悔するパターンも存在するので、行きたくないし楽しもうとの気持ちがない人は、お金の面で後悔する可能性も出てきます。
コンプレックスが辛かった
成人式に参加すること自体は良かったけれど、その時の会話などで後悔するパターンも存在して、何かに対してコンプレックスを抱いている人は、成人式で大きなストレスを溜めてしまう可能性を持つ人です。
例えば、学歴コンプレックスを持つ人が成人式に参加すると、「どこの大学に行ってるの?」と必ず聞かれるでしょうから、コンプレックスを抱く人はこの質問に対して、何かとネガティブな捉え方をするようになります。
人は誰でもコンプレックスに触れられることで、相手の悪い部分を見ようとする心理が働くので、相手にとっては悪気のない質問であっても、「この人は小馬鹿にして笑いをしている」などと、物事を悪い方向に捉えてしまうのです。
自分の容姿にコンプレックスを抱いている場合でも、周りの視線が気になることでちょっとした仕草に、「相手は見下している」などと悪い方向に捉えがちですから、コンプレックスを持つ人も後悔しやすい人の特徴となります。
トラウマが蘇る
コンプレックスと似た理由になりますが、当時からいじめられっ子でバカにされ続けてきた人にとっても、成人式に行くことで当時に記憶が蘇り、嫌な過去を思い出してしまう瞬間となりがちです。
例えばこれが女性であった場合、振袖などにかなりのお金をかけているわけですから、結果的に高い金を出して嫌な思いをしただけの成人式となってしまいます。
こうした人は、あなたと同じく成人式に行きたくないとの思いを抱いていたかもしれませんが、勇気を出して成人式に行ったことが、仇となってしまった形の人であると言えるでしょう。
同じような経験を持つ人は、成人式に行くことでトラウマが蘇らないかどうか?を事前にチェックし、拒絶反応などが起こらない場合は行く選択をすれば、最も無難な選択ができるとも言えそうです。
実際にあった体験談4つ
25歳レスキューが必要さんの声
僕は地元で仲の良かった友人と絶交状態であったため、成人式に参加したものの一人ぼっちで、優しい幼馴染の子が気を使って積極的に話しかけてくれました。
それは嬉しかったのですが、その子も仲良しのグループがあったので会話に入れないことが多々あって、二次会でもそのグループに入れてくれた優しさは嬉しかったんですが、やっぱり会話が成り立たないことが多かったです。
成人式に行きたくないな…との思いもありましたし、人生で一度の成人式との気持ちの狭間で悩みに悩んだ結果、行くことを選択したわけですが、まあ楽しくはなかったです。
写真も一応は取りましたが、5年経った今でも一度も写真を見直したことはないですし、行きたくないと思っている人がいるんであれば、行かないことも正解だと思いますよ僕は。
22歳微妙だったさんの声
私も成人式に行こうか迷った派の一人ですが、成人式に参加して良かったなと思えることは、やはり振袖姿で綺麗な自分を写真に収めれたことくらいです。
懐かしい友人などとの再会もありましたが、私は東京に上京している身なので連絡先を交換しても、気楽に会えるような環境でもないですし、仕事が忙しくてそうした時間も作れません。
だから、本当に振袖姿を写真で取れたくらいしか良かったことはなくて、二次会も特に会話が弾むこともあまりなく、上部だけの会話って感じでしたね。
自分が大好きな人はたくさん自分の写真を撮れるので良いかもしれませんが、そうでない人は自分の写真をたくさん撮っても、それほど見返すこともないでしょうし、自分のお金で行くのなら本当に価値があるかどうかを、きちんと考えてから結論を出すべきかと思います。
23歳クソやったわさんの声
成人式の感想は「クソ」以外の何でもなくて、中学の頃に悪だった奴らが袴を着てイキってばかりだったので、周りはドン引きの目で見ているような成人式でした。
もちろんそいつらの周りには空間ができていて、皆んな絡まれないように距離感を取っている状態だったのを覚えています。
自分がちょうど会館に着いた時には、同じように袴を着ていた違う中学校出身の子たちが、ボコボコに殴られて救急車で運ばれていたので、着て速攻に「帰りたい」と思ったくらいに酷い成人式でしたね。
ドキューンたちが満足するための成人式ですから、そうした人が嫌いであったり苦手な意識を持つ人で、成人式に行きたくないと思うのであれば、行かない方がいいかもしれないですね。
成人式なのに、ドキューンどもを見て鬱陶しい気持ちになることは、あなたにとってメリットはないでしょうから。
20代ぼっちは辛いさんの声
友達がろくにいなかった私は、リア充と呼ばれる人たちが楽しそうにしているのを、指をくわえて見ているだけの式でした。