実は遊び人である
心理「獲物を獲得するための手段」でもお伝えしたように、ニコニコする人の中には遊び人が含まれていて、目標を達成するまでは凄く優しく接するこのタイプは、最後まで偽りの自分を見せ続けたい気持ちが強いです。
なぜなら本当の自分を知られることは、相手に逃げられる確率や周りに噂を立てられる原因ともなりかねないので、最後までバレずに良い人を演じ続けることが、遊び人の心に見える絶対バレたくない秘密です。
気配りが上手であったり、聞き上手で褒め上手な遊び人は、異性から必要とされることで同性に嫉妬されることからも、陰口や嫌われるきっかけを作ってしまいやすく、異性関係で問題を起こしやすい人です。
ニコニコしているから良い人だと決めつけることは、相手を騙すことが上手な遊び人の餌食ともなってしまいかねないことを、ここで再度覚えておきたいものです。
他人の視線が気になる
自分に自信がなかったり嫌われることを恐れる人は、他人の視線に非常に敏感な人であり、ニコニコとしながらも相手の反応をしっかりと見ている性格です。
他人の視線を気にしすぎることは、世の中を生きづらくしてしまうことに加えて、物事をネガティブに捉えてしまう傾向が強く見られ、ちょっとした相手の仕草を悪い方向に捉えてしまう性格の持ち主です。
故に、ちょっとした冗談でも「嫌われたかも…」と思い込むことで、人付き合いが上手くいかないこのタイプは、真顔を見せる確率が非常に低いタイプです。
また、いつも他人の視線に敏感になることは良い部分だけでなく、悪い部分にも注目することがあるため、「なぜそんなことをするんだろう?」と考えすぎた結果、極端な考えをしてしまうことも珍しくありません。
本音を言えない辛さ
ニコニコしている人は何を考えているのかを読み取りづらく、相手に合わせてニコニコとしすぎることは、自分の本音を言えない環境を作り出します。
例えば普段からニコニコとしすぎることは、相手が「この人なら大丈夫だろう」と思い込むことで、いじられキャラと認定されたり、見下されるような態度を取られることもあります。
いじられキャラを卒業できない人は、辛いとかストレスが溜まることで有名ですが、ニコニコする人もこうした辛さを感じやすく、いじられキャラになることを恐れているかもしれません。
さらに見下される態度を取られることは、誰でも許すことができないとの気持ちを持ちやすいですが、本音を言えないニコニコとする人は、それでも我慢する日々を送ることになりがちです。
ネットや一人空間での暴言
本音を言えない辛さや他人の視線に敏感となることは、ストレスを心の中に溜め込む形となってしまうことで、そのストレスの吐き出す場所を人は探すようになります。
これは防衛本能の一種で、ストレスを溜めすぎることで自分を守らないといけないと感じた本能は、ネットや一人空間での暴言という選択を導くのです。
特にネットは匿名性が高い場所ですから、他人を貶めたり暴言を吐くことで心の闇を解消しようと必死になり、普段見せているニコニコとした姿からは、全く想像もつかない別の人物がそこにはいます。
まさに誰にも言えない心の闇であって、ネットでは子供に対して「ガキが鬱陶しい!」との書き込みや、「夫がうざい!」との書き込みが頻繁にされていますが、このような姿を誰にも見せることができない気持ちは、誰もが共感できる感情であるはずです。
八方美人との境界線を恐れる
ニコニコする人の中には、他人の視線を恐れる人がたくさんいるわけですから、どんな時も愛想よくニコニコとすることが、八方美人ではないか?と疑問を抱き、恐れることもよくあることです。
ネットや現実の世界でも八方美人は嫌われがちで、陰口の対象やバカにされるネタとして扱われやすいことからも、ニコニコしている人は「自分も同じ目に合うかもしれない」との警戒心から、無駄に悩んでしまいます。
こうした人はネガティブ思考なので、「私って八方美人かな?」なんて悩みを打ち明けることもありませんし、打ち明けれる存在すらも少ないことから、無意味とも取れることを一人でネチネチと悩み、一人の空間でも疲れてしまうことも。
このタイプのニコニコとしてる人は、心の闇を決して見せない警戒心の強さが見られる性格なので、自分の弱さを他人に知られること何より恐れる人です。
見捨てられることが怖い
ニコニコしている人は見捨てられることが怖く、仲間外れや誘われないことに大きな不安を感じています。
見捨てられることを恐れることは、視野が狭くなってしまうことでそこが全ての世界であるかのような捉え方をし、そこから仲間外れにされてしまうことは、まるで人生の終わりかのような考え方をします。
すると自ら媚びることで多くの人に連絡を取ろうとしたり、寂しいサインを出すことでかまってアピールをするのですが、これもスルーされると気持ちがさらに落ち込み、感情的になってしまう人が後を絶ちません。
例えば、誘われなかったことを愚痴ったり遠回しに嫌味を口にすることは、ニコニコする人が絶対に知られたくない弱さで、かまって欲しい気持ちを察してほしい証拠です。
心の不満が爆発してしまう
本音を言えないと述べましたが、ニコニコしている人は他人の評価に敏感な人が多いので、愚痴を相手に聞いてもらうことにも警戒心を抱き、心の中で一人で解決しようとする心理傾向が強く見られます。