また、なめられたくないという人に対しても、しっかりと大声で主張することで、相手に負けないという気持ちを感情で表現しています。
精神的な疲れから
育児や仕事、人間関係の疲れが精神的に限界に達した時にも、人は怒鳴るという自己防衛心理が働きます。
怒鳴ることで制御していた自分を解き放ち、精神的に楽にしようと体が反応します。
もしも普段は怒鳴るタイプではないのに、ふとした瞬間に怒鳴ってしまったという経験をしたのであれば、この精神的な疲れが原因なのかもしれません。
我慢の限界から
我慢に我慢の限界がくれば、人はやがて怒鳴ってしまいます。
これは特にストレスを溜め込みやすい人や、なんでも我慢する人に見られやすい症状なので、休日などでしっかりとストレスを発散しておく必要があります。
アドラー心理学的に見ると…
フロイトの原因論を否定し、目的論を提唱しているアドラーですが、原因は過去に起きた出来事によって人間は行動すると言っています。
つまり怒鳴る人は相手から相手にされなかったというわけです。
過去に原因があると言われている心理的なアドラーの思想ですが、実際は自分自身がうまく行動出来ていないことが多く、目的を叶えられない、自信がないだけのことだと考えておいても良いでしょう。
怒鳴る原因は大きく2つに分かれます
いかがだったでしょうか。
ここまで怒鳴る人の心理的特徴10選をご紹介してきましたが、怒鳴る原因は大きく2つに分けることが可能です。
1つは、疲れなどといった自己防衛心理、そしてもう1つは、人のタイプです。
自己防衛心理が働き怒鳴ってしまったのであれば、それは改善が可能です。
しかしながら、人のタイプで怒鳴ってしまったのであれば、それは改善は非常に難しく、カウンセラー等の他人の力が必ず必要になってくるでしょう。
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