他人に興味がないことは仕方のないことであって、自己愛が強いこのタイプはナルシストで常に自分が一番だと思っていて、自分よりも上の立場に立つ存在に腹を立てます。
また、自分に対しての関心ばかりで相手に対しての関心が薄いので、相手が助けて欲しいとのメッセージを送っても、それに気づかず無視をしてしまうことから、冷たい人だと評価されることも。
もしも主語がない人が、周りと協力して何かを成し遂げないといけないのに対して、自分のことばかりで周りの協力を無視するような人物であった場合、その人は他人に興味がなく自分にしか興味がないナルシスト人間だと思えばいいです。
会話が苦手で緊張する
主語がないと言っても会話することに苦手意識を持ち、緊張することできちんと会話ができない人もいます。これはコミュ障を例に挙げると分かりやすく、こうした人には全く悪気はありません。
むしろ相手に合わせようと必死に会話しているのですが、焦りと緊張から主語を伝えること忘れてしまい、主語がない人だと評価されることも十分に考えられます。
見分け方としては、会話が苦手で緊張する人ほど緊張から早口になりがちであり、声が高くなってしまうことが多くなるため、会話に余裕が見られない相手に対しては、会話が苦手なだけであると理解してあげましょう。
あなたが冷静に相手の話を聞こうと行動を起こせば、相手も少しは冷静な状態となり主語をきちんとつけれるようになるはずです。
超絶簡単な改善方法
主語と述語を必ず最初に考える
主語がない自分を改善するためには、相手に伝える際に主語と述語を意識しましょう。「○○は××である」という文章の○○が主語の部分であり、××が述語の部分です。
例えば、「京都に旅行に行った時に、抹茶が美味しいと言っていた」と相手に伝えるだけでは、誰が京都に行き誰が発言したのか?の部分が不透明なままです。
そうではなくて、「私が京都に旅行に行った時に、B子が抹茶が美味しいと言っていた」と伝えることができれば、主語も伝えていますし述語もきちんと伝えていることになります。
あなたがまず考えるべきことは、「誰が?」を文章の最初につけてしまうことであって、必ず会話の始まりには誰がをつける癖をつけておけば、自然と主語が出てくるようになります。
さらに述語も加えることによって、相手に伝わりやすく分かりやすい説明ができることからも、誰が誰にまでを意識することができれば、相手に伝わりやすい文章を口にすることが可能となります。
「5W1H」をマスターする
もう一つ上の段階まで紹介しておくとしましょう。これはビジネスの基本であり会話が得意な人が身につけている、アナウンサーレベルの会話上手な人が身につけている術です。
5W1Hとは、以下のような6つの組み合わせた文章のことです。
- When(いつ)
- Where(どこで、どこに)
- Who(誰が)
- What(何を)
- Why(なぜ)
+- How(どうやって)
上記で紹介した主語がWho(誰が)であり、述語がWhat(何を)となりますが、さらに4つのを組み合わせてしまうことで、どんなバカにも伝わってしまう言葉が完成します。
これだけでは難しいので、さらに3つのセットで覚えておくと分かりやすく、これなら誰でも覚えることが可能なはずです。
① When「いつ」+Where「どこで」
② Who「誰が」+What「何を」
③ Why「何故」+How「どうやって」
例えば、「①今日東京に②自分が遊びに行った③電車で観光地巡りに」この3つを組み合わせると、「今日東京に遊びに行ったんだけど、電車で観光地巡りができたよ」との文章が完成します。
これであれば、どんなバカであっても主語があるため内容が伝わるはずですし、何を目的に行ったのかなどの細かな部分も全て理解してもらえます。
こちらは上級者向けの改善方法となるため、まずは先ほどもお伝えしたように主語と述語を必ずつける癖を身につけていきましょう。
主語がない人はバカっぽい
主語がない人というのは、相手にバカっぽく見られてしまいます。知的な人ほど会話が上手であったり物事を伝えることが上手な特徴がありますが、バカっぽい人は逆の特徴が見られるためです。
一度でもバカっぽく見られてしまえば、相手に内心見下されたりバカにされる原因を作ってしまうことから、何かとなめられた態度を取り続けられたり、または仲間外れにされることも珍しくありません。
主語がないことで悩みを持つ方や、主語がない人に対して悩みを持つ方は、自分の立場を楽にするためにも改善方法を考え、自分や相手に改善してもらう提案をしてみるべきです。
主語がない悩みが自分であった場合は、紹介した改善方法を疑うことなく行動に移していくことと、主語がなく会話下手な自分であることを認める必要があります。
主語がない悩みが相手にあった場合は、きちんとその事実を伝えて認めさせることができれば、相手も日常会話で気を使うようになり、少しずつですが改善が見込める人もいるはずです。
もっとも、主語がないことを認めない人や逆ギレしてくるような相手もいるので、そうした相手は自分よりもレベルが低い人物であると思いこみ、同じ土俵で戦わないことが重要となります。
世の中には自分の非を一切認めない人がいるので、そのような相手に改善することを望むのではなく、あなたから距離感を取っていく対処法をとるべきだと伝えておきます。
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