高校生バンド

高校生バンドの特徴|軽音楽部のあるあるも紹介

高校生になると、バンドをはじめようと思う人が増えてきます。

実は、そんな高校生たちが組んだバンドには特徴がたくさんあります。

そこで今回は、高校生バンドの特徴を多くの人が所属する軽音楽部のあるあると合わせて紹介します。

文化祭やライブではカッコいいバンドマンですが、日常生活では人知れない苦労がたくさんあるのです。

高校生バンドによくある特徴~学校編~

はじめに、軽音楽部所属の有無にかかわらない高校生バンドの特徴について紹介します。

学校で楽器の保管場所に困り、教室で困りがち

高校生バンドの場合、放課後にそのまま練習に向かうということも多くなります。

そんなときには学校へ楽器を持っていくことに。

ドラムやボーカルの場合には荷物が少ないので問題がありませんが、そのほかの楽器であると大変です。

ギターやベースは教室での置き場所に困ることが多くなります。

ロッカーの上に楽器を置いておくのも不安で、自分の席のそばに置いておくと周囲に迷惑がかかります。

そのため、楽器を学校に持っていく度に困った状況になることが多いです。

自転車が実質二人乗りをしがち

高校生の移動手段として多いのが自転車。楽器を背負いながら自転車に乗る高校生をみたことがあるでしょう。

あの見た目からもわかるように、ほとんど二人乗りに近い状態になります。

そのため、風が強いと不安定になりやすく真剣な顔をして漕いでいることも。

楽器も自分も怪我をしないように慎重に移動しています。

特にキーボード担当の場合は自分の身長と同じくらいキーボードが大きいことも。

その場合は自転車に乗ると非常に不安定で、練習前の移動で疲れ切ってしまうこともあります。

電車移動も周囲の人に気を遣いがち

自転車での移動と同じくらい電車での移動も大変です。

満員電車でなければあまり気になりませんが、人が多いと何かと気を遣います。

車両の端のスペースで楽器を立て掛けていられればよいですが、大体の場合はつり革のところに立つことになります。

すると、楽器が前に座っている人に当たらないか緊張状態に。

仮に座れたとしても立っている人に楽器があたらないよう、ひざで必死におさえます。

電車で怖い顔をして乗っているバンドマンの中には、周囲に気を遣って必死がゆえの表情の人も多いでしょう。

はやく車の免許をとりたいと思っている高校生バンドマンも多いです。

昼休みに楽器を教室で楽器をいじりがち

これも高校生バンドにありがちな特徴です。

暇な時間があると、ついつい楽器を弾いてしまいたくなるのです。

バンドで練習する曲はもちろん、自分の趣味の曲を演奏し始めたりします。

みんなに楽器を自慢したい場合もあると思いますが、大抵は楽器に触りたい気持ちで触っていることが多いのです。

 

バンドによくある特徴~学外編~

学校外でも高校生バンドには特徴がたくさんあります。ここからは、学校以外でみられる特徴を紹介していきます。

楽器は親か祖父母からのプレゼント

高校生バンドはお金がありません。そのため、最初に買ってもらう楽器のほとんどはプレゼントのことが多いです。

家では「部活動だから」、「部活の変わりだから」と必死にお願いをして買ってもらっていることがほとんど。

そのため、自分で買ったとき以上にしている人もいるでしょう。

値段の高いものは買ってもらえないので、初心者セットを買ってもらう場合が多いようです。

高校生バンドで初心者セットを持っている人が多いのは、プレゼントだからかもしれないですね。

難しい曲にライブで挑戦して大失敗しがち

高校生バンドでは、自分の力量を高めたりいいところを見てもらおうと目標を高く設定しがちです。

そのため、身の丈以上の曲を演奏しようとすることが多くなります。

もちろん、練習するだけなら良いのですが、「○○を演奏する」などと周囲に告知してしまうことも。

そうなると後には引けず、一所懸命練習をします。

しかし当日までうまくいかずに、結果は大失敗。黒歴史となってしまうこともあります。

バンドスコアを忠実に再現しようとしがち

バンドのコピーを行う場合には、バンドスコアを見て練習するか、耳できいてコピーする耳コピかの2通りがあります。

高校生バンドでは圧倒的にバンドスコアで練習する場合が多いです。

そのため、定番曲を演奏しがちになります。

また、スコアを正確に再現しようとするあまり、細かいミスに気を取られてしまうことも。

ライブ中に緊張している人は、「スコア通りやらなくちゃ」と真面目な人が多いです。

慣れてくると耳コピに移行する人も多いですが、バンドを始めたての高校生のうちはスコアを見る人がほとんどです。

バンドのTwitterやウェブサイトを作りがち

高校生といえば、SNSをよく使うもの。

そのため、バンドが結成されると、すぐにバンドのSNSアカウントやウェブサイトを作りたがります。

告知に利用する場合には効果的ですが、ほとんどバンドのブログ感覚で利用している場合も多いようです。

好きなバンドやライブハウスをフォローはしますが、直接的な関わりはないということもあります。

親がライブを見に来がち

高校生バンドでは、ライブの観客の年齢層が高いことが多いです。

それは、バンドメンバーの親や親戚がライブを見に来ているから。

部活動の試合を観に行くように、我が子の演奏を聴きに行く親は多いものです。

ライブハウスの場合には、チケットノルマのために親を呼んでいるという事情もあるかもしれません。

 

軽音楽部所属の高校生バンドの特徴

次に、高校生バンドの中でも軽音楽部に所属している場合の特徴を紹介します。こちらのほうがイメージしやすいでしょう。

文化祭で演奏することが何よりも楽しみ

高校生の大きなイベントといえば、文化祭。

軽音楽部員は、文化祭に出演することを何よりも楽しみにしています。

普段ライブに来られない人にも楽しんでもらうことができる貴重な機会だからです。

全ての部員が文化祭に出られるわけではないので、文化祭前はどのバンドも必死。

無事部内選考を通過したバンドは、高校時代の部活で一番思い出に残る時間を過ごします。

オリジナル曲よりもコピー曲を演奏しがち

軽音楽部のバンドは、校内で演奏することも多いため、コピーバンドの方が多いのが特徴です。

しかも、高校生に流行っているバンドをやることが多いです。

それば、ライブ中にオーディエンスに盛り上がってもらうため。

流行りの曲を部員以外の友人に確認しながらセットリストを組むこともあります。

部室練習では延長コードが必須

学校で練習する場合には、コンセントが充実していないことがほとんど。

そのため、コンセントの取り合いになってしまいます。

それを防ぐために延長コードを持参するか部費で購入する場合がほとんどです。

スタジオのように充実した環境でなくても、無料で練習をできるのは嬉しいものです。

ライブでもボーカルが聞こえないバンドがある

特に軽音楽部の高校生バンドに多いのが、歌が聞こえないという現象。

ライブ中に「ボーカルが聞こえない」と感じたことがある人が多いでしょう。

その原因は、部活で購入している設備が貧弱な場合と技術の問題があります。

高校生バンドの場合、ほとんどは技術の問題です。

ボーカルの音域に重ねてギターやキーボードの音がでてしまっていたり、ベースの音が大きすぎることで、ボーカルの音をかき消していることがほとんど。

上達してくると次第にボーカルの音が聞こえてくるようになり音の抜けがよくなってきます。

そのため、同じ機材を使っていてもボーカルの歌声が聞こえるバンドと聞こえないバンドが出てくるのです。

 

高校生バンドの特徴|まとめ

今回は、高校生バンドの特徴について紹介しました。

バンドをはじめたてにありがちな特徴が多く、なつかしい気持ちになったバンドマンの方もいるでしょう。

また、共感をしたり初めて知ったという特徴がある方も多いと思います。

周りに高校生バンドの人がいたら、ぜひこの記事の特徴と比べてみてください。

本人たちにと記事について話し合っても面白いでしょう。

また、大学生バンドの特徴についても併せて読み比べてみることで、高校生バンドとは違った面白い特徴が見えてきます。

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