過去のトラウマが克服できていない
例えば愛情不足で育った子供は、自分が原因で愛情をもらえなかったと思い込んでいる可能性が考えられます。
他にも仲間外れにされた原因を自分のせいだと思い込んでいたり、放置していれば再び仲間外れにされてしまう、という恐怖心からかまってちゃんになってしまうことも考えられます。
これらは全て過去のトラウマが原因とされており、トラウマを克服しない限りは、かまってちゃんから脱出することはできません。
依存したがり
これも見分けやすい心理的特徴の1つですが、かまってちゃんは誰かに依存したがる傾向があります。
いつも誰かと一緒にいないと落ち着かないとか、何かをやるときも誰かに付き添ってもらわなければできないとか、とにかくあらゆることにおいて他人に依存したがる傾向があります。
その由来は、他人によって自分を確信することだと思われますが、その究極の形がかまってちゃんの依存したがりです。
対象的に、一匹狼で何でも一人でやれる人には、かまってちゃんはほとんど見当たりません。
独占欲が強い
独占欲が強い人ほど、自分のお気に入りのメンバーにはかまってちゃんになってしまい、常に自分に気を向けようとします。
そうすることで、自分はこのメンバーに中心にいるんだと、心の中で安心感が生まれるのです。
そして自分のものだと言わんばかりに、お気に入りのメンバーを自分色に染めようとします。
さらにこのタイプは、自分の意見を尊重するように周りに言い聞かせますので、自己中心的なタイプが非常に多いです。
自慢したい
かまってちゃんの心理的特徴には、自慢したがりもあります。
これは文字通りですが、自分がやったことについてそれを人に評価してもらいたくて、かまってちゃんは自慢したがります。
これも他人への依存とリンクしていますが、かまってちゃんは周囲からかまってもらうことで自分を安心させていますので、自分の業績についても人に自慢して評価してもらわなければ安心することができません。
面白いことに、自慢したがらない人には、かまってちゃんは少ないのです。
無神経タイプ
相手の心を全く気にしない無神経タイプも、かまってちゃんになりやすい傾向が強いです。
無神経な人は相手の気持ちなど考えもせずに行動を起こしますから、自分が寂しいと思えば、相手の気持ちなどお構いなしに行動に出てしまいます。