偉そうな人に対して、「イラッ」としてしまったことがる人は、世界中にたくさんいるはずです。
偉そうな人というのは、基本的に陰口を言われるターゲットとなりやすく、さらに人から好かれにくいといった特徴も見られます。
今回の記事では、そんな偉そうな人の心理的特徴についてまずは見ていき、なぜこのような態度をとってしまうのか?といった原因を探ってみましょう。
さらに、相手の心理を逆手にとった対処法も最後にお伝えしていこうと思います。
見下している
偉そうな態度をとる人に当てはまる確率が最も高いのが、この見下している心理の表れといえるでしょう。
見下しているからこそ、偉そうな態度をとれるのであり、自分よりも社会的地位が高い人に対しては、なかなかこういった態度はとれないはずです。
このタイプは「自分は偉い」、「自分はなんでもできる」と思い込んでいる、勘違いタイプに当てはまりやすい特徴であり、常に自分が一番だと思っている可能性が高いです。
ですから、自分が何かしてもらっている立場でありながら、粗探しをして陰で文句を言ったりする、性格が悪いといわれる人に当てはまりやすいとも言えるでしょう。
弱さの表れ
特に男性に当てはまりやすい心理的特徴であり、男は強さを求め続ける生き物です。
ですが、理想の自分と現実の自分とのギャップが激しく、そのギャップを埋めるために偉そうな態度をとり、相手を威嚇しているような心理が働くこともあります。
例えば、「本当はヤンキーになりたかったのになれなかった…」、「兄のように力で慕われたい…」などという、本音がかなわなかった人ほど、偉そうな態度で自分の弱さをごまかしているのです。
このタイプは化けの皮が剥がれる頃には、馬鹿にされていることも多いので、結局は自分が損をしてしまっているとも言えるのではないでしょうか。
自己顕示欲の強さ
よく思春期の子供が、自分という人間を分かって欲しい為に家族に偉そうな態度をとったりしてしまうのが、この自己顕示欲の強さが原因であることが多いです。
子供はそうして偉そうな態度をとらないと、家族には伝わらない環境であることが多いですから、多くの思春期の子供が偉そうな態度をとってしまうわけです。
またこれは、大人の場合でも同じことが言えます。
自分をもっと認めてほしいとか、現状に不満がある人ほど、偉そうな態度をとって自己アピールをしているのです。
怖いもの知らず
怖いもの知らずであり、世間知らずな人ほど偉そうな態度を多くの人にとってしまいがちです。
これは言葉を変えると、「完全に調子に乗っている」心理状態であり、思春期の子供に比較的見られやすい特徴といえます。
思春期になると、周りの視線や評価を意識するようになり、ヤンチャな行動=かっこいいという勘違いを起こしやすい年齢でもあります。
もしも、こちらに当てはまっているのが大人だった場合は、それは痛い目に合わなければいつまでも直らないので、相手を思うのであれば、その態度は痛いということを直接告げてあげることにより、多少は心が痛い目に合うはずですので、効果的だといえます。(ただし、上手に立ち回らないと深く傷つけてしまうので、細心の注意を払って告げること)
感謝の気持ちがない
こちらはよく、家族に対してとってしまう心理的特徴であり、してもらって当たり前な環境に居続けると、人はやがて当たり前だという気持ちから偉そうな態度をとってしまうことがあります。
こちらは、当たり前だと思ってしまう環境に問題があるわけですが、一部例外としての原因も存在します。(次の精神病などの病にて、お伝えしています)
基本的には感謝の気持ちを持ってもらえるように、原因を改善することが一番の近道となりますが、亭主関白な夫や責任転嫁する妻だった場合は、性格上どうしようもできない場合もありますので、ある程度こういう人間だと思い込み、OKの水準を自ら定めることが、上手くやっていくコツの1つであります。
精神病などの病
例えば、自己愛性人格障害という障害を持っている人の場合は、自己愛が強すぎるために、人にしてもらっても感謝の気持ちを持つことができません。
文中の下記のくだりは、変でないですか?
例えば、「本当はヤンキーになれなかったのになれなかった…」
なれなかったのになれなかった、の部分。
誤字でした。指摘ありがとうございます。