また、他人を認めることができないということは、常に自分が一番でないと気が済まない性格であることが多く、自分よりも能力の優れている人を目にしたり、評判を耳にすると、大きなストレスを抱え込んでしまうので、精神的健康にも大きな害を及ぼしてしまうこともあります。
負けず嫌いとも言い換えることができますが、努力をせずに、認めてほしいという承認欲求が強い人は、自己愛が強すぎる人でもありますから、自分を守るために平気で嘘をついたりもします。
アダルトチルドレン
アダルトチルドレンとは、機能不全家族(正常な家族の機能を失った家庭環境)で育った子供が、大人になっても育ってきた環境が原因で、生きることに辛さを抱えている人のことを言います。
アダルトチルドレンの特徴としては、自己防衛、マイナス思考、被害妄想、偏った偏見などが症状として見られ、自分は不幸な人だと思い込んでしまう人の、代表例としてもよく挙げられます。
アダルトチルドレンを克服するためには、カウンセラーなどプロの力が必要である場合も多く、非常に治療が困難であるために、多くのアダルトチルドレンが、不幸だという思い込みから解放されないという特徴も見られます。
行動パターンが変わらない
不幸な人というのは、行動パターンがいつも同じという特徴も見られ、例えばマイナス思考な人はいつもマイナス思考なりの行動パターン見られますし、ギャンブル依存症で大借金をしてしまった人というのも、懲りずにギャンブルでお金を増やそうと試みます。
このように、不幸な人というのは不幸に陥ってしまった原因を克服できていないことも多く、原因を克服しない限りは、不幸だと感じてしまう人生を変えることはできません。
稀に自分の意思でギャンブルをおこない、借金を抱えて不幸のどん底だなんていう人がいますが、これは自業自得の代表例といえるでしょう。
虚言癖
虚言癖が人生をダメにすると言う人もいるほどであり、虚言癖のように無意識のうちに嘘をついてしまう人は、言うまでもなく自分を不幸にしてしまいます。
まず嘘つきは他人に信頼されませんし、境界型人格障害(分かって欲しい、構ってほしいが為に嘘をつく)である人も多く、さらに嘘をついたがために人を傷つけてしまうこともあるのです。
信頼というのは築き上げることは非常に時間がかかりますが、崩れるのは一瞬ですし、崩れると周りが離れていってしまうというのは、言うまでもありません。
言ってみれば、孤独やぼっちの原因を自ら作ってしまっているようなものです。
責任転嫁
何でも人のせいにしてしまう、責任転嫁をする人がなぜ不幸な人の特徴や行動パターンに当てはまるのかといえば、責任転嫁する人は常に自分は悪くないと主張するので、いつまでたっても成長しません。