また逆に、ドア・イン・ザ・フェイスという方法も存在し、こちらは大きな要求をした後に、本題の小さな要求をしてみるという方法です。
どちらを選択するべきかは、あなた自身が説得する上で、相手にOKしてもらえる要求レベルの数次第といえるでしょう。
確実にOKがもらえるという要求が、大きい要求か小さい要求かを見極めて、説得にあたってみるといいでしょう。
選択肢を絞る
こちらも心理テクニックとしてよく使われる方法であり、yesかnoか、二つの選択にしぼられると、人は二つしか選択はないという誤解を生んでしまうのです。
つまり説得する相手が、「どちらでもいい」という選択肢の場合は、yesでもいいということですから、選択肢をしぼってyesと言わせましょう。
最も頑固である人の場合、noの意見を曲げようとはしない傾向が見られますが、少し相手の気持ちが変わりそうな瞬間を狙い、この選択肢を絞るという方法を使ってみると効果的です。
相手のことを知る
相手のことを知るとは、相手の過去を知るということであり、頑固な相手がどのような生き方をしてきたのか知ることによって、相手を理解することと同時に、生きざまを共感することができます。
理解と共感をすることによって、親近感を得ることができますので、相手はいい気持ちになったり、もういいかという気持ちにさせることにも繋がり、説得成功の確率を上げることができます。
身近な人の成功談を話す
もしも身近な人で、同じような成功談がある場合は、その成功談をしっかりと話した後に、だからこうしたいという提示をしてみましょう。
これは説得力を上げる方法でありますので、心理テクニックなども上手に駆使しつつ、途中で身近な人の成功談を入れてみるといいでしょう。
ダメなケースも存在する
いかがだったでしょうか。
頑固な人を説得する方法を最後にお伝えしましたが、どうしても無理というケースももちろん存在します。
それは、あなたのことが嫌いだというケースです。
これは頑固というよりかは、あなたのことが嫌いということが原因で、納得させることができないということですので、このようなケースでは、相手との関係構築を優先させるべきでしょう。
また、「批判的な人の心理的特徴と対処法10選」もセットで読んでみましょう。
常にあなたに対して批判的な態度をとり続ける人であった場合は、こちらにて対処法を知っておくと、より説得できる確率を上げることができるでしょう。