インプットとアウトプットというのは物知りになるためには非常に大事であり、どちらかと言えば、アウトプットを大事にしてください。
当然インプットすることが少なければ、アウトプットできない状態であるので、インプットをしている前提での話ですが、知識として財産にするためには、アウトプットでしっかりと覚えておくことが重要です。
一日で忘れてしまう知識であれば、物知りに近づくことはできず、やはり物知りと呼ばれるためには、どんな時でも説明できるような情報を覚えておく必要があるのです。
故に、インプットしたことはアウトプット(入力や他人に説明する)をして、記憶を定着させるといいでしょう。
要注意!知識自慢はダメ?
物知り=モテるや魅力的であると思っている方もいるかと思いますが、知識自慢というのは、はっきり言ってウザがられる原因でもあります。
他人が困っている時に助ける知識であれば、魅力的に感じるかもしれませんが、知識の押し売りというのは、ありがた迷惑である部分も大きいのです。
そんな知識自慢してしまう人の特徴としては、「自分に自信がない人」や「自己顕示欲が強い人」に多く見られる傾向にあり、これは賞賛獲得欲求という心理が深く関係しています。
つまり知識自慢をする回数が多い人ほど、実は自分に大きなコンプレックスを抱えていたり、自分の存在をアピールしたい欲求が強いという本音が隠れているのです。
もしかすると、あなたも自分の自信のなさを隠す為や、自己顕示欲を満たすために、物知りになりたいと思っているのかもしれません。
くれぐれも、物知りになったからといって、知識の押し売りはやめましょう。
教養と雑学は違います!
いかがだったでしょうか。
物知りになることによって知識は豊富にはなりますが、雑学と教養というのは違うので、そこを同じにしてはいけません。
雑学とは、「事実の問題」であり、教養とは、「遂行の問題」であるからであります。
つまり、ただの物知りは「知ることが目的で、物を覚える」であり、教養のある人は「どうすれば人の役に立つか?/その結果から新しい知識を得る」ことができる人であるのです。
これは何も、物知りが悪いといっているわけではありませんが、知識自慢をしている人の中には、教養を身に付けたと思い込んでいる人もちらほら見られますので、違いというのは一応程度でいいので、知っておくといいでしょう。
少しでも知っておけば、勘違い男/勘違い女であるといったリスクを回避することにも繋がるのです。