プラシーボ効果による思い込みは強力!例を参考に解説します

しかしながら、2016年12月の「サイエンスジャーナル「Pain」」に掲載された内容によると、【プラシーボ効果は、事前にそういった効果があると理解した後に、偽薬を摂取した時であっても効果はあった】という発表をしています。

実験方法は、患者100人に対して事前にプラシーボ効果について15分ほど説明した後に、偽薬であると表記されている薬を飲み、どのような変化があったのかということを調べてみました。

すると三週間後には、腰痛が最大で30%も軽減されている人がいたのです。

さらにすごい部分は、この実験と同時に通常治療を受けた人の軽減率を見てみると、最大の軽減が16%であり、通常治療よりも偽薬を飲む方が、軽減しているということが分かったのです。

一方でこの説は、あくまで患者と医師との関係性が大事であるとされており、面白い研究結果として、さらなる研究をしていきたいと答えています。

 

逆のノーシーボ効果も存在する

ノーシーボ効果とは?

ノーシーボ効果とは、反偽薬効果のことであり、プラシーボ効果と逆の効果であります。

「思い込みによって望まない状態になってしまう」のがノーシーボ効果であり、こちらも日常生活で見られることは珍しいことではありません。

プラシーボ効果と同じように、以下に代表例を挙げて分かりやすく説明していきましょう。

 

ノーシーボ効果の代表例

指摘された途端、体調悪化

他人に顔色が悪いとか、うつ病じゃないの?などの指摘によって、本当に自分の体調を壊してしまうことは、ノーシーボ効果によるものであると考えることができます。

よく学校や職場などでも、顔色が悪いと言われた途端に、そんな気がして元気がなくなるという人がいますよね。

これは仮病の可能性も考えられますが、ノーシーボ効果によって、本当にそうであるかのように暗示がかかっているのです。

故に頑張ってもらいたいときには、できるだけノーシーボ効果となるような発言は避けた方がいいでしょう。

 

偽薬をやめると、体調悪化

偽の薬であるにもかかわらず、その薬を止めたとたんに体調が悪化するのも、ノーシーボ効果によるものです。

こちらはよくうつ病患者などに見られ、薬を飲まなければ体調が悪化したかのように感じ、なかなか寝付けないなどの症状も見られます。

こういった時には、偽薬でもいいので、効果がある薬だと家族などに進めることができればいいですね。

 

ショック死

こちらは世界まる見えで紹介され話題になった事件であり、1920年にある国で実験が行われました。

その実験とは、死刑囚にできるだけ苦痛を与えずに刑を執行するには、どうすればいいのかという実験でした。

まず結論から言えば、死刑囚は手首と足首にメスを当てられ、そしてポタポタと自分の体から流れ落ちる血のような音を聞いて、安らかに息を引き取りました。

ここでも思い込みによる大きな効果が見られ、実はこの死刑人の手首と足首にはただメスを当てただけであり、一切切り付けるような行為は行っていなかったのです。

さらにメスを当てた部分には、ゆっくりと水滴を垂らしていただけであり、血のような音はただの水であったのです。

しかしながら、思い込みによる「自分はもう死ぬ」や「血が流れている」といった思考によって、死刑囚には強いストレスが与えられ、結果的に苦痛を与えずに死刑囚に刑を執行することとなりました。

つまり、ノーシーボ効果は使い方次第では、殺傷能力もあるということですので、人間の思い込みの効果というのは、現象として結果に出るということがここからも分かりますよね。

 

実際に体の変化が見られます

いかがだったでしょうか。

ページ:
1 2

3

4

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アーカイブ

PAGE TOP