自分の信念を全て否定されることは、誰だって嫌なものですよね。
共感が欲しいだけ
これは特に男女間で起こりやすく、以下によりイメージしやすいように例を挙げておきましょう。
女→男性に愚痴を聞いてもらいたいので、愚痴をこぼす
男→女心がわからずに、アドバイスや正論で解決策を導き出す
上記の例はどういうことかといえば、女性は共感して欲しいがために男性に愚痴を聞いてもらっているのに対して、男性は解決策を見つけようとして、女性を助けようとします。
確かに男性の言うことは正論で正しいかもしれませんが、ただ気持ちを共感して欲しいだけの女性にとっては、正論を振りかざすばかりの男性に嫌気がさし、嫌われる原因となってしまうこともあるのです。
認知の歪み
こちらも女性に多く見られる特徴であり、女性は別れると一度決めると決断を覆さなかったり、復縁を試みても離れていってしまうことが多いのです。
このように一度下した決断を曲げない考えというのは、認知の歪みであると考えられ、認知が歪むと物事を0か100かで決め込んでしまうこととなり、嫌いか好きかで判断してしまうことになってしまうのです。
上記でお伝えしたように、女性は共感が欲しいだけであるので、正論を振りかざしてばかりで気持ちも考えずに、厳しい言葉ばかりをかけてしまうことで、認知の歪みによって0という判断をされて、嫌われてしまうかもしれません。
特に男性は女性の仕事に対しては過剰に敏感し、厳しくなってしまう傾向が見られるので、職場で嫌われてしまう原因を作ってしまうのも、こうした厳しさゆえであることも珍しくありません。
ちなみにこの認知の歪みは、過度のストレスが原因であったり、本人の思考傾向にも左右されるともされています。
マイルールの押し付け
相手からすれば正論を振りかざしているつもりかもしれませんが、それが必ずしも正しいとは限りませんし、さらにいえばそれは押し付けであって、自分のルールを押し付けているという人もいるでしょう。
マイルールの押し付けをされるといい気分になるはずはなく、自分の信念さえも否定してきたり、相手が正しいと思い込んでいる間違いを押し付けられることは、耐え難いことなのです。
自分が正しいと思い込んでいる人ほど、こうしたマイルールの押し付けによって相手をコントロールしようともしますし、それに従わなければ感情をあらわにする人も中にはいるので、そういった人が苦手である人は、できるだけ接触を避けることを心がけるべきでしょう。
知識自慢がうざい
正論を振りかざす人の中には、自分の知識をひけらかすためにうんちく等を披露している人もいて、知らないことを教えることもやりすぎれば嫌われる原因となってしまいます。
知識自慢をする人というのは、自分の方が優れているということをアピールしたい気持ちが強く、周りから注目されたいという気持ちや、高い評価を得たいという心理が隠れています。
このような心理のことを、賞賛獲得欲求といい、この賞賛獲得欲求が強いすぎる人は自慢が多すぎて、結局は人を嫌な気持ちにさせてしまうことが多いです。
このタイプは自分に自信がないことを補うために、知識自慢をすることで賞賛を集め、自尊心を高めようとしています。
つまり、知識自慢ばかりする人=コンプレックスの裏返しであると考えることができるのです。
見下した態度
正論を振りかざす=自分が優位な位置に立ちたいということは、相手を見下したいということにも繋がります。
これは先ほども少し触れていますが、自分が優位な位置に立つ=優越感を得ることになるため、自分が相手よりも優れているということを証明し、そして相手を見下すような態度をとる人もいます。
この優越感とは何も悪い意味ばかりではなく、努力した結果として身についた能力が相手よりも優れていたので、自分の方が優れているという気持ちになることも優越感であるので、この際に悪い意味と良い意味があるということを知っておきましょう。
嫉妬深い
何にでも正論を振りかざす人というのは、人の上に立ちたがる人であり、こうした人はグループのリーダー的存在になりたがることも多いです。
そうですよね…ある種の環境で育った人にとっては「はっきり正論を言う人が嫌い」なのではないでしょうか?
理由は、単純に「自分の利己心が否定される」から…いじめっ子に対して「いじめはだめだよ?」と伝えるとケンカを売っている事になり、中傷になるという事で、嫌われるのは当然ですよね。
弱い部分は、隠しているはずなので。
正論言われて悔しいならそれ以上の正論言ってみれば?って言いたいですね。