男が男に惚れる瞬間というのは、何も変な意味ではなく、惚れ惚れするほどかっこいいと感じる瞬間などが存在し、これは最終的には自分を高めていく力に変わったりもします。
男が男に惚れることで、その人を目標として努力を積み重ね、どんどんと自分が成長していくことにも繋がるのです。
そんな瞬間と心理メカニズムを知ることによって、男に惚れられるかっこいい男を目指すことができ、尊敬される人になれる確立もぐっとアップすることでしょう。
男が男に惚れる心理とは?
ヒーロー像と同一視
男の子は小さな頃から戦隊モノが好きであり、ヒーローやアニメの主人公が大好きであります。
男が男に惚れる心理というのは、この小さな頃から憧れを抱いていたヒーロー像が関係していると考えられ、小学校や中学校でも喧嘩が強くて、さらにいじめを助けるヒーロー的存在ほど同性の男から惚れられたり、かっこいいと高評価を得やすいのもこのためです。
それ以外でも、例えばスポーツで世界的に大活躍をしてヒーロー扱いされることも、こうしたヒーロー像が関係していると考えられ、男性はいくつになってもヒーロー的存在に憧れを抱いているのです。
しかしながら、現実は自分がそのようなヒーロー的存在になることは難しく、ヒーロー的存在になりたいという自分の欲求とは裏腹に、それほど活躍できない自分に葛藤を覚え、精神が不安定になることもあります。
そのような精神状態の安定を図るために、人は自己防衛をするわけですが、そんな自己防衛のいくつかの種類の1つに「同一視」という心理があります。
この同一視とは、「本来、性質などの違うものを同じものとみなすこと」であり、自分と他人を混同することも、同じく同一視であります。
つまり、男が男に惚れる瞬間というのは、ヒーロー的存在と自分を同一視することによって、自分の満たされない欲求や葛藤を解消するとともに、惚れる男性が相手に怒りをあらわにすれば、自分も同じようにその相手に怒りを覚えてしまうのも、実はこうした同一視が関係していると考えられるのです。
よくユーチューバーの信者と呼ばれる人がいますが、こういった人の中にも同じような人がよく見られ、男が男に惚れた瞬間に、惚れた相手が批判されたことに対しての怒りを覚えてしまうというわけなんですね。
男はこんな瞬間に惚れる!
稼ぐ力がある
お金持ちに対して男が男に憧れを抱くことは不思議なことではなく、ビジネスであれば、アムウェイと呼ばれるビジネスは、成功者に憧れを抱いてチャレンジする人が非常に多いです。
その他にも、圧倒的財力がある人に対して男性は憧れを抱きやすいですし、自分もそうなりたいといった欲求も男性の方が高いと考えることができます。
そもそも男性は女性に比べて、一攫千金を狙うことが好きであるためにギャンブルが好きな割合も多いですし、何より競争心が強いために、小さなことでも争ってしまう性質を持ちます。
このような闘争本能が男性の心に火をつけ、そして尊敬にも繋がっていくのです。
エース的存在
サッカーであればエース的存在であった本田圭佑選手に憧れを抱く男の子は多かったですし、野球であればイチロー選手や大谷翔平選手、テニスであれば錦織圭選手に憧れを抱いたことがある男の子というのは多いはずです。
なぜなら男が男に惚れる瞬間というのは、激しい競争が行われるシーンであることも多く、スポーツといった常に目に見える相手と戦うスポーツの場合は、特に男性は憧れを抱きやすいのです。
常に注目の的であり続け、強敵を倒していくその姿に、男が男に惚れてしまうというわけなんですね。
行動力がある
行動力がある人というのは、失敗を恐れずにリスクを犯してまでも行動できる人であったり、スポーツや仕事において圧倒的結果を出す人が特徴でもあります。
特に自分自身は行動力がないと思っている男性の場合は、行動力のある男性に憧れを抱くことも多くなると考えられ、それは心理でもお伝えした同一視によって、強い憧れが発生するかもしれません。
自分にないものに憧れを抱くことは、何も不思議なことではないのです。
男気溢れる行動
男気溢れる行動とは、簡単に言えば男らしさであり、私たち男性は小さな頃から男らしく生きろと言われ続け育ってきました。
男の子なら泣かない!という言葉も裏を返せば男らしく生きろということでありますし、何より女性をエスコートすることもいわば男らしさでであるのです。
そんな男気溢れる行動とは、「犠牲を払って人に尽くす気性」のことであり、自分を犠牲にしてでもこの人のために何かを成し遂げたり、弱いものを見て見ぬ振りができないのも、男気であると言えるでしょう。
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