天邪鬼な人の心理を知れば、対応が簡単な5の理由

 

印象操作〜楽な環境作りの可能性

印象操作とは、「自分はこういう人間である」というイメージを操作することであり、人は誰でも相手によって見せる顔は違います。

あなたが思う天邪鬼な人は、あなたの前でのみ、天邪鬼な一面を見せるのでしょうか?

そうである場合は、「自分はこういう人間だ」ということを認めさせることによって、自分が楽な生き方を探しているのかもしれません。

どういうことかといえば、例えば、自分のことをダメ人間であると公表している人の場合、ダメ人間であることを認めてもらうことで、周りに助けてもらえるような楽な環境で生きることを望んでいるのです。

天邪鬼な人の場合、「逆らうような言動で相手を困らせても、そういう人間であると認めてもらうことによって、甘えたでわがままな自分を貫き通せる」などのメリットが考えられます。

これを逆に言い換えると、本当の自分の姿を見せれるの人物は、あなたのみであり、「その天邪鬼な性格こそが本当の自分の姿」なのかもしれません。

こちらの場合、「もう少し相手の気持ちを考えて行動した方がいい」とか、「親しき中にも常識ありだ」ということを告げ、天邪鬼な対応に嫌気がさしていることを、遠回しに伝えていく必要があります。

 

気持ちを伝えるのが下手

気持ちを伝えるのが下手だからこそ、天邪鬼な対応をしてしまうことに繋がるわけですが、これは歳が離れた兄弟を例に挙げると分かりやすいです。

例えば三男坊で、上二人との年齢が10歳以上離れていた場合、まず可愛がられて育てられる傾向が非常に強く、自分から発言しなくとも周りが察してくれるため、自分の感情を言葉に出せなくとも、周りが察してくれるのです。

こうした環境で育っていくと、いつも周りが察してくれ、どう甘えれば周りが動くのかを身に付けることができるため、大人になると自分の気持ちを伝えるのが下手な反面、甘えることは非常に上手な大人となってしまうことになります。

このタイプの場合、子供の頃から自分の本心を伝えることに慣れていないため、本心を伝えることが恥ずかしく、天邪鬼な人となってしまっている可能性が考えられます。

扱い方としては、「気持ちを察してあげたり、共感してあげる」ような、対処をすることが最も効果的である一方で、調子に乗ることも十分に考えられるので、叱る時にはきちんとしかり、主導権を握ることが重要となります。

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