ちなみに達成動機の意味は、「目標を達成するための動機づけ」であり、達成動機が強ければ、困難なことに出くわしたとしても、それを乗り越えていく努力ができるといった特徴が見られ、さらに自立心が強い人が多いといことが分かっています。
また、この達成動機を細かく見ていくと、外発的動機づけと内発的動機づけの二種類にわけることができ、内的動機づけができる人である方が、出世する人である確率も高いと言うことができます。
なぜなら外発的動機づけの場合、他人から勉強をしなさいと言われてするようなものですから、モチベーションを維持することは難しいですし、長続きしないからです。
逆に内的動機づけの場合、モチベーションを上げやすいに加えて、維持することもできやすいといった特徴が見られるために、出世する人はこちらの方が多く見られやすいということに繋がります。
ToDoリスト
ToDoリストとは、簡単に言えば「やるべき事を箇条書きにしたもの」であり、今日やるべき事を全て文字として書き出す事を言います。
このリストの最大のメリットは、何と言っても仕事を効率化させることにあり、さらには優先順位をしっかりと確認できることにあります。
やることがたくさんとなれば、多くの人の頭が混乱してしまい、優先順位をつけるどころか、とにかく手を動かすという事をしがちですが、文字に出して書き出してみる事で、より仕事を効率的にこなし、そして時間の無駄をなくすことができます。
一方で、このToDoリストは失敗例もあり、作っただけで満足してしまったり、期間が長すぎるといった場合には、仕事の効率化に全く役立たないこともあるため、しっかりとリストの作り方を事前に調べておく必要があります。
このToDoリストをきちんと作成し、そして効率化できる人こそ、出世できる人である確率が高く、仕事ができる人である確率も高いと言えるでしょう。
また、困難な仕事と分かっていて取り組む場合は、弱気になってしまうのが人間の性質でありますが、そんな時でも「自分ならやれる」と自己暗示をかけ、どんな時でもマイナス思考に陥らない人も、出世できる人に近づくことができるはずです。
運がいい人
運がいい人というのは、簡単に言えば、タイミングがいい人であります。
出世するにはタイミングも重要であり、そのときにあなたが最も出世するにふさわしい人物であった場合、当然スキルがそれほど高くなくとも、出世することは可能です。
他にも、課題の難易性が決して高くない仕事を与え続けられていたり、自分にとっては得意分野の課題を与え続けられたり、ライバルが非常に弱かったなども、運的要素であります。
逆に出世しない運が悪い人の場合は、同期のライバルが凄い逸材であったとか、病気や怪我で長期入院していたなど、大事な場面ではいつもタイミングが悪いことによって、出世のタイミングを完全に失ってしまうこともあります。
運なんて結局は言い訳と考える人もいるでしょうが、運というのは変動的外的要因に当てはまり、運が出世を左右することは当然考えられるのです。
長期的な努力が出世への道
いかがだったでしょうか。
出世するためには、やはり長期的に仕事で活躍する必要があり、毎日コツコツと目の前のことに全力で取りかかることが、一番の近道であったりもします。
そこに加えて、社内の人間関係も良好に保つことができれば、将来あなたが出世した時にも、多くの人が頼れるリーダーとして、あなたを慕ってくれることでしょう。
結局のところ、本気で出世したいと思うのであれば、他のライバル達と大きな差をつけるための、何か工夫が必要となります。
仕事ができる人になるための工夫や、モチベーションを維持するための工夫、人間関係を良好に保つための工夫など、様々なノウハウを頭に入れ、それを実行するような向上心があれば、結果は後でしっかりとついてくるはずです。
焦らずに今できる事を、確実にやっていきましょう。